千葉は前節・群馬戦に0-1で敗れ、現在は最下位に沈む相手に“シーズンダブル”を喫した。群馬に先制されたあと、千葉は現在の課題でもある攻撃パターンの乏しさが噴出してしまった。「一人ひとりがアイディアを高めて、コンビネーションを上げていかなければいけない」と話すのは安田 理大。今節の注目点となるのは、群馬戦から1週間を経て落とし込んだ攻撃面での工夫だ。チームとしてあらゆる展開に適応できる力をつけなければ、今後の浮上は厳しくなるだろう。
ホームゲームでの、水戸とのリーグ戦対戦戦績は8勝1分1敗と好成績を残している。フクアリでの相性の良さを追い風に、今季のベースである堅守を貫いて、攻撃に強みを持つ水戸に対してカウンターを狙いたい。また、前回対戦では3-0と敵地で完勝を収めた良いイメージを持って、千葉は今節へと臨めるか。
対する水戸の前節は岡山とスコアレスドロー。前々節・大宮戦からの連敗を阻止した。水戸は今季、秋葉 忠宏監督が新たに就任し、リーグ1位タイの得点数を誇る攻撃的なサッカーを展開している。特に後半の攻撃力は非常に高く、今季は後半で21得点を記録している。ただ、前々節・大宮戦では「後半は別のチームになってしまった」と、秋葉監督からは課題点も発せられていた。今節は前回対戦で悔しい敗戦を喫した千葉が相手だけに、前後半そろって新しいスタイルを貫徹して敵地での勝利を目指す。
[ 文:岩波 陽平 ]
