ホームで戦う京都は、直近の2試合は計1失点と守備が安定し1勝1分。特に前節・磐田戦は、苦手としていたアウェイゲームで前半の劣勢を挽回しての2-1の逆転勝ち。「メンタルの成長をすごく感じた」と實好 礼忠監督が目を細めた、価値のある1勝を手にした。シーズン後半戦初戦となった第22節の大宮戦では後半に4失点と、これまでになかった惨敗を喫している京都だが、その後の2試合を見る限り、大宮戦のショックはすっかり払しょくできたと考えて良さそうだ。
なお、その第22節・大宮戦では、7勝2分と前半戦で続けていた京都のホーム無敗が途切れている。今節はそれ以来のホームゲーム。指揮官が「パワースポット」と呼ぶ本拠地での圧倒的な強さを、ここで取り戻しておきたい。
一方の新潟も4試合負けがなく、2連勝中と好調だ。前節では町田に4-0と大勝しており、勢いに乗って京都へ乗り込む。攻撃の破壊力は新潟のチームカラーとも言えるが、町田戦では8月に清水から期限付きで加入した鄭 大世がハットトリックの大暴れ。かつてのJ2得点王がチームにフィットしてきたことで、自慢の攻撃力がさらにレベルアップしている。
なお、京都にはJ2得点ランクトップを独走する元J1得点王のピーター ウタカがいる。かつては清水でチームメートだったこともある鄭 大世とピーター ウタカ。今季のJ2を代表する強力ストライカー2人の対決も、大きな見どころとなる。
[ 文:川瀬 太補 ]

