相手CKからのカウンター炸裂。福岡が勝って首位に肉薄
アビスパ福岡
--2点目につながるカウンターは、どの時点から意識していたか。ゲーム展開的にずっと押し込まれていて、守備に追われる時間が多かったので、あと何回スプリントできるかと思っていた。失点したあと、チームとしてちょっと雰囲気が悪くなってしまったのも事実。みんなで声を掛け合いながら、良くしていこうという中で「1本のチャンスがどこかであるだろう。どこかで100の力を出したい」と思っていた。(遠野)大弥が相手と競り合うとき、競り勝ってくれるという信頼があった、目の前にボールが落ちてきたので、ここで力を出さなきゃと持って、しっかり運べたのが、あのシーンにつながった。 --11連勝は、前身のブルックス時代の記録に並んだ。シンプルにうれしいです。試合で疲れたときに頭を「10連勝で途切れるのか」とよぎったので、11連勝できて率直に良かった。一試合一試合、みんなで戦って勝ちにこだわっていますし、結果として11連勝になっているだけ。まだ試合は続きますし、次もしっかり勝って、連勝を伸ばしていければと思います。
MF 17
--第23節・栃木戦に続いての決勝ゴール。試合から遠ざかる日々を経て、良さが出せるようになったか。栃木戦から試合に復帰して、コンディションが上がっている状態で今日はスタメンだったので、何がなんでも結果を残さないといけないと思っていました。自分が出て連勝を止めるのがイヤだったので、連勝を続けられて良かったです。 --前半は左で起点になり、相手のサイドアタックを封じ込めるところでも効いていた。守備では相手を自由にさせないよう、ボランチの(松本)泰志やヒロ(前 寛之)とコミュニケーションをとりながらできていたと思う。攻撃は自分で仕掛けてワンツーで抜け出したりは狙っていたので、そういう形が何本かできたのは良かったかなと思います。 --得点を決めたカウンターについて。ルーズボールを(遠野)大弥と相手の選手が競るときに、大弥は身長はそんなに高くないけど、ジャンプ力があってヘディングが強いので、勝つと思って信じて走ったら、うまく(増山)朝陽のところに転がってそのままカウンターの態勢になった。「ここでしっかりゴールまでつなげないと」と思って走っていたらボールが来た。足元に入り過ぎたけど、逆にうまくタイミングを外してシュートを流し込めて良かったです。
アルビレックス新潟
監督
前半最初の20分、良い形でアグレッシブにスタートすることができた。 福岡は前線からプレスを掛けてきたが、良い形で打開できていたと思う。ただ相手にCKから得点を許してしまった。 そして前半、われわれも同点、逆転を目指して戦い、複数の決定的チャンスを作れていた。そして後半スタートに荻原 拓也を左に投入し、(本間)至恩を中央でプレーさせるように変更した。そこから左から複数のチャンスは作れていた。ただ、ゴール前のシュートはなかなか許してもらえなかった。 そのあと、残念ながら失点してしまった。 われわれが同点に追いついたにもかかわらず、相手のカウンターによって2失点目をしてしまった。 そのあとは試合をご覧いただいた方は気づいたと思うが、サッカーをさせてもらえませんでしたし、相手もするつもりはなかった。審判もそれを許した15分だったと思います。 --福岡のプレス、セットプレーについて。われわれはボールを支配したかったが、彼らはファウルによってプレーを途切れさせることを狙った。彼らはボールを保持するより、直線的にゴールを目指すプレーを目指していた。セットプレー、カウンターは彼らのストロングポイントだったと思います。セットプレーは彼らも危険で1得点したが、われわれも得点できていたので互角だったと思う。 --選手たちにどう声をかけるか。当然、受け入れがたい敗戦。特に2失点目をしたあとの残り15分、サッカーをさせてもらえないので、納得いかない敗戦だった。選手には試合後に、まだ多くの試合が残されていると伝えた。 われわれは引き続き攻撃的スタイルで戦い続けようと、成長し続けることが重要だと伝えた。ただ勝負にこだわるアビスパに対して、われわれにはミスがあったので、細かいミスは修正していこうと伝えた。
アビスパ福岡
監督
相手の上手なポジショナルプレーに対して、どうにかこらえて、自分たちの強みである形で点数を取りました。ほかにも取れそうな形はあったんですが、結果、勝てたことで良しとします。以上です。 --試合前に「相手の長所を消して、良さを出す」と話されていたが。まあ消し切れなかったんですけれども、失点につながらなかったという意味では、まずまずだったのかなと思います。ライン間で受けられて、突破されたことがなかったわけではないが、全員で良く守ってくれたと思います。 --課題とする攻撃は、枠内シュートや、いつもと違うつないで崩す形もあり、かなり良くなってきた。良くはなってきた。ただ、かなりではない。それは前が低過ぎたので、少しずつ良くなってきているので、継続していきたい。 --やろうとすることを、良いときも流れが悪いときも徹底した印象。そのとおりでありまして、相手監督も言っていましたが、自分たちの形、強みをブレずに出すことが大事。そういう意味では、われわれはそういうところが出せたと思います。
アルビレックス新潟
MF 10
本間 至恩
自分自身、得点という結果を出せたことはすごく良かった。チームとして勝利できなかったことは、とても残念です。 --得点場面について。ゴール前でGKを出させない役。ファビオが競り勝って、セカンドボールを意識しているので、こぼれ球に反応するクセがついていた。自分の中であまりない形のゴールだった。 しっかり詰めていたことが、ゴールにつながったと思います。 --どう切り替えるか。次はもう落とせないので、しっかりとチーム全体で、全部勝っていくつもりで戦っていきたいです。
GK 22
小島 亨介
--福岡について。カウンターはかなりスピードを持ってきたので、試合が始まる前、全体の話の中でも、切り替えを速くしようと話していた。その中でも、相手のほうがより速いシーンもあって、プラスそこのパワーもあって、何度かはがされてピンチになっていた。もっと自分たちが準備を早く、そしてカウンターに対してスピードを持って力強く対応すべきだったと思います。 --その中で何度も危ない場面を守っていた。ただ、2失点している部分に責任をすごく感じますし、ほかのピンチをいくら救ってもチームを勝たせられていない。自分の守備範囲だけじゃなく、もっと味方の選手をしっかり動かしてピンチを未然に防ぐことが、今後、上に行くために必要なことだと思っています。 --上位2チームとの勝点差を埋めるには。いろんな要素があると思いますけど、得点を奪えて失点しなければ勝てるので、攻撃面では、今日みたいに引かれた相手にどう崩していくのか、攻撃のバリエーションを増やすべきだと思いますし、守備はセットプレーを含めてカウンターでもやられているので、その失点を未然に防ぐために、リスク管理がかなり重要になるので、そこをもっと細かくやっていくのが重要だと思います。