6戦未勝利と苦しい状況にある北九州は、前節の甲府戦で2-3のスコアで敗れはしたが、明治安田J2第20節・山形戦以来となる複数得点を挙げ、しばらく迫力に欠けていた攻撃面で良い内容を見せられたことは収穫。その甲府戦では「今までできなかった、サイドで圧力を掛けて破ることができた2点目」を小林 伸二監督は高く評価しており、サイドの攻防がポイントになりそうな長崎戦に向けて明るい材料を手にしたこともプラス材料に。また、前回対戦で1-2のスコアで敗れたことを振り返りながら「あれから成長した自分たちが長崎さんにどれだけ通用するかを試せる良い機会」と小林監督は言う。指揮官と同様に前向きな姿勢を選手もピッチ上で発揮することができれば、後半戦初勝利も近づくか。
長崎はアウェイ3連戦の2試合目、しかも前節から中2日で行われる今節で、フレイレの出場停止が続くにせよ選手層が厚いという点をうまく生かせるかどうかが第一のポイントになりそうだ。前節は磐田に0-1で敗れたが、手倉森 誠監督が「アウェイゲームをしぶとく戦う姿勢を見せることはできた」と、ある程度評価する内容ではあった。このことで、うまく気持ちを切り替えられそうだ。北九州のハイテンポなリズムを、落ち着いたボール回しで崩しながら自分たちのペースに持っていく、前回対戦時のような試合運びができれば、同一相手からの2連勝を収められるのではないか。
なお、過去のリーグ戦対戦成績は北九州から見て、2勝3分4敗となっている。
[ 文:島田 徹 ]


