約1カ月前の前回対戦は、群馬が0-1で敗れている。終盤までスコアレスで粘った群馬は、勝機がありながらも決定機を決め切れず、守備のミスから失点を喫して自滅した。群馬はその反省を糧に今節へ臨む。
群馬は、ここ3試合無失点で2勝1分。明治安田J2第24節に大卒ルーキーのCB川上 優樹が初先発し、闘将・岩上 祐三をボランチに配置すると守備が安定、この3戦で勝点を積み上げている。[4-4-2]の守備ブロックで相手の攻撃を受けて、カウンターからゴールを狙う。田中 稔也、加藤 潤也ら気鋭の快速アタッカーが虎視眈々とチャンスを待つ。
福岡は前節の上位対決・新潟戦を2-1で制して、クラブ記録を更新する11連勝を果たした。そして、勝点52で首位の徳島と並んでいる。総失点20はリーグ最少タイ。堅強な守備を土台に、無敵街道を突っ走る。攻撃では過去3試合でいずれも2得点。前節は福満 隆貴が、第23節・栃木戦に続いて決勝点を奪うなどラッキーボーイぶりを発揮している。日替わりヒーローが生まれる土壌がいまの福岡にはある。
11連勝の福岡に対して、3戦無失点の群馬がどう戦うか。失うものはない。進化を遂げる群馬が、進撃を見せる福岡を止める可能性は十分にある。
[ 文:伊藤 寿学 ]
写真 1.webp)