中2日でのホーム連戦となる京都は、前節・山口戦に0-1で敗れ、今季初の3連敗を味わうこととなった。3点差の大敗を喫した前々節・町田戦で課題になっていたビルドアップや攻守の切り替えの意識に改善は見られたが、大きな懸念材料となっているのが“エース”ピーター ウタカ以外の得点力不足だ。直近の5試合はピーター ウタカの3ゴール以外に得点がなく、ピーター ウタカが点を取らなければ勝負にならない状態が続いている。
前節は、負傷離脱もあった宮吉 拓実がほぼ2カ月ぶりに先発へ復帰したが、シュートチャンスはあったものの決め切ることができず。「僕がチャンスで仕留めていれば違った展開になった」と試合後に唇を噛んだ。その宮吉と、前々節で先発した李 忠成は、ゴールゲッターとして期待されながら今季いまだ無得点。彼ら、ピーター ウタカ以外のFW陣の奮起がなければ、反転攻勢への望みは見えてこないだろう。
一方、シーズンの折り返し地点となる明治安田J2第21節まで首位を走っていた北九州は、このところの不調で3位に転落。現在首位に立つ福岡に勝点8差と一気に水をあけられた。特に気がかりなのが、前々節・甲府戦では88分に決勝点を許し、前節・長崎戦では89分に同点弾を献上と、終了間際に勝点を逃す展開が続いていること。
チーム全体でのハードワークが特長のチームだけに、過密日程が続けば続くほど、90分間を通した体力、集中力に影響が出るのは必然。ここからチームの勢いをどう取り戻すか。北九州も正念場を迎えている。
[ 文:川瀬 太補 ]

