昇格を目指す上位対決は、ハイレベルなドロー決着
アルビレックス新潟
--相手のビルドアップを防ぐための狙いは。相手のSBにボールがいったとき、自分たちは相手のサイドハーフの外側を切りながら行って、その中からボールを取れて決定機もあった。守備は後半の入りとか、うまくハマっていたのかなと思います。 --アルベルト監督が後半から改善したと言っていたが。後ろが重かったので、全体的に強く前に行けるように、ラインを押し上げたと思います。後半は前から(守備に)行ってチャンスができていたので、感触的に良かったんじゃないかなと思います。 --攻撃の手ごたえは。チャンスはあったんですけど、ゴールを決められなかったのはすごく悔しい。クオリティーがなかったのが反省点。チャンスを作れるということは、良いところに自分がいる。ゴール前に顔を出せたのは良かったけど、決めないといけない。 --勝点1という結果について。順位が上のチームとの対戦で、昇格するには絶対に勝ちたかった。本当に、引き分けで終わってしまったことは悔しく思いますけど、結果は変わらないので、切り替えて次から勝つつもりで頑張ります。
--攻撃のビルドアップの狙いと感触は。自分はあまり関われなかったのでなんともいえない。相手が右にボールを出そうとして、つなぎがうまくいっていなかったので、割り切って後半は蹴ったほうが相手はイヤそうだった。テセさん(鄭 大世)も競ってくれたので、割り切ってやれたという意味では良かった。 --ボールを持つ場面を増やしたかったと思うが。相手は4年間、同じ監督。ウチは6カ月くらいで、4カ月しか試合をしていない。ウチも4年やれば同じものは作れる。ただ、すべての試合で相手を上回ることはない。逆に、こういう試合でもチャンスは作れた。こういう試合で勝たないと上には行けない。 --昇格に向けて良くしていきたいこと。勝負にこだわること。今日みたいな試合でチャンスがある中、決められなかった。それが後々、痛くなると思う。もっとチャンスが少ないときもある。少ない試合でも1点取って失点ゼロで抑えて守り切る。上がるためには、福岡のような試合が必要だと思う。 --引き分けについて。勝ちたかったけど、負けもしなかった。負けていたら厳しかった。ほぼ(昇格の)チャンスがないと言えるくらいのところまで落ちたと思います。これでも望みはあると思う。こういう試合でも失点ゼロに抑えてチャンスを作れることは、ポジティブに捉えられると思います。
徳島ヴォルティス
監督
可能性としては勝つ可能性もある内容だったと思います。ただ、すべてが良かったかと言われればそうではない部分もありました。自陣のつなぎのところで失うことが多くて、ゴール方向に持っていかれる場面があり、改善しなければいけないテーマだと感じました。トータルで見たときに決定的なチャンスを4~5本作れていたと思います。しっかり決め切れるかどうかは課題として出てきますが、そういったチャンス自体は作れていたと思います。トータルで見たときに勝点3には至りませんでしたが、勝てた可能性もあったかもしれません。ただ、結果として勝点1になってしまったという印象の試合になりました。
アルビレックス新潟
監督
このJ2で最も素晴らしいチームとの対戦だったと認識しています。4シーズン目、同じ監督と迎えている成熟度の高いチーム。一方で、われわれは今年新たに編成したチームだが、ここ数カ月で成長したチームを誇りに思う。典型的な、リーガエスパニョーラで行われるような試合だった。両チームともボールを欲しがり、攻撃的にプレーする、見ている人たちにとっても、充実したスペクタクルな試合だったと思う。 お互いにチャンスがあった試合。どちらかが決めていれば勝つ可能性が両チームにあった試合展開だった。それゆえに、今日の引き分け、勝点1は妥当な結果だと思う。私は選手たちの今日のプレーを誇らしく思う。われわれは勝負にこだわるプレーを表現できた。レベルの高い対戦相手に、このような試合ができたことを誇りに思う。 徳島は一緒に長くプレーし、お互いの長所を知っているがゆえの成熟度がある。良い形でプレスを連動してかけないと奪えなかったし、守備のブロックを下げたときにはとても危険なプレーをされた。相手にスペースと時間を与えると自由にプレーしてくるのは分かっていたので、前から連動したプレスを掛け、ボールを奪って決定的なチャンスを作った。そして、われわれがボールを持っていた際、彼らは前から奪いにきた。素晴らしいプレスに、ボールを支配できない時間帯が多かった。ただ今日の試合だけ見れば、両チーム平等にチャンスがあった。
徳島ヴォルティス
FW 9
河田 篤秀
--1本目はクロスバーを叩いたシュート、2本目はクロスからの決定機。河田選手でなければあの場面まで持ち込めていなかったかもしれませんが、決まらなかった点について。1本目のヘディングは、ゴール方向に飛ばすだけでも精一杯だったので厳しかったとは思います。ただ、2つ目のチャンスは自分がGKの方向に蹴ってしまっているので。ギリギリ足が届いた中でも、もう少し工夫ができたかもしれないです。 --勝点1という結果について。勝ちたいのは当然ですが、新潟のプレスに対していつもよりボールを失う場面が多かったですし、僕以外のところであまりチャンスはなかったので勝点1でも取れたことは良いと思いますが、いまの状況を考えても勝たなければいけなかったと思います。
MF 10
渡井 理己
--試合を振り返り、最も浮かぶことは?ボールを支配する時間が少し短かったぶん、守備に回る時間が増えたと思います。攻撃に関しては前後半ともにチャンス自体はあったので、そこで1点入ればという試合だったと思います。 --後半立ち上がり、自身に訪れた決定機について。良い形でボールを奪えたのですが、舞行龍ジェームズ選手の守備対応が自分のイメージと少し違ったといいますか、ドリブルでつっかけたタイミングで逆にスペースを与えられ、少し動揺して迷いが生まれてしまいました。結果的にフィニッシュもあまり良くなかったですし、少し思い切りが足りなかったかなと思います。