ホームで戦う京都は、エースのピーター ウタカが4試合ノーゴールに封じられていることが悩みの種となっている。なにしろ今季のチーム総得点数33の半数を超える18ゴールを記録している絶対的存在。そのエースの復調なくして、チームの復調は望めない。
だが、ここで山形戦を迎えるのは巡り合わせの妙とも言える。山形は、8月のアウェイゲーム(明治安田J2第10節)でピーター ウタカが4ゴールの大暴れを見せ、4-3で競り勝った相手。Jリーグ初のハットトリックをピーター ウタカが達成した相性の良い相手との再戦で、エースとチームは復調の一歩を刻めるのか。京都にとってはターニングポイントとしたい一戦だ。
一方、アウェイの山形は前節・東京V戦に4-0で大勝。シーズン最高と言える状態で今節を迎える。前節の4得点はすべて違う選手が決めているように、多彩な攻撃パターンが最近の好調の要因だ。また、チームを率いる石丸 清隆監督は、現役時代に京都の天皇杯制覇(2002年度)に貢献し、2016年には監督として京都をJ1昇格プレーオフに導いた人物。ホームゲームのリベンジが懸かる一戦で、古巣戦となる指揮官がどんな采配を見せるのかも見どころの1つだ。
[ 文:川瀬 太補 ]

