今節は両者ともに中2日というタイトなスケジュール。徳島はアウェイ戦からホーム戦、磐田はホーム戦からアウェイ戦という流れ。週末はデイゲームが増え始めた中で、ミッドウィークのナイトゲームをどう乗り切っていくかもコロナ禍における今季のカギだろう。
前回対戦の明治安田J2第7節を振り返ると、徳島が2-0で数字上は快勝している。しかしながら、内容としては徳島がCKとPKで早々に得点を挙げたことで真の実力がどうだったかというのは不透明。全体的な流れとしてはリードした徳島が攻撃を受ける格好で多くの時間帯を磐田に押し込まれたが、スコアによる試合展開を差し引いたとしても磐田の基本技術は非常に高かった。それはシュート数にも表れており、徳島のシュート6本に対して磐田はシュート15本。あれから約3カ月半が経過したが、両者とも大きく変化している。前回対戦が参考資料になるかどうか未知数だが、実力のあるチーム同士だけに見ごたえのある一戦になることは間違いない。
ここで両者の注目選手を挙げたい。徳島は垣田 裕暉。10得点のチームトップスコアラーが何得点積み上げられるかどうかが、J1昇格のカギを握ると言っても過言ではない。磐田は遠藤 保仁。加入したばかりの遠藤だが、こんな短期間でチームにフィットできる選手は数えるほどしかいないだろう。フィットに要した時間だけを見ても、さすがは我らの国旗を背負った代表選手ということが分かる。
両者踏ん張りどころ、見逃せない一戦だ。
[ 文:柏原 敏 ]


