群馬はビルドアップ型のチーム。良い守備から良い攻撃で試合のリズムを作る町田としては、どちらかというと、ハメやすい相手だ。大宮と戦った前節の群馬は「相手が圧力を掛けてくる中でボールを運べなかった」(奥野 僚右監督)。ボールホルダーに対して、いかに効果的なプレッシャーを掛けられるか。それが1つの焦点になりそうだ。
一方の群馬は前節の敗戦で、今季の目標である『勝点50』へ到達するには6戦全勝がマストとなった。困難を極めるミッションだが、群馬のエース・大前 元紀は「可能性のある限り、上を目指すのはプロとしての仕事」と強い決意表明を口にしている。町田撃破にはエースの仕事が必要不可欠。「前で仕事ができる状況を作りたい」と話す50番に注目だ。また先日、今季限りでの現役引退を表明した林 陵平は“野津田凱旋”となる。昨季在籍した古巣を相手に、ゴールを奪えるかも注目すべきポイントの1つだろう。
町田の群馬戦ダブルか。群馬が目標達成へ、望みをつなぐのか。勝ちたい理由を有する両者の激突は、寒さも忘れる熱戦となるに違いない。
[ 文:郡司 聡 ]
