6月末の明治安田J2再開初戦で激突した町田と東京V。約5カ月のときを経て、今度は町田GIONスタジアムで両者が“東京クラシック”を戦う。前節、敵地での山形戦を戦った町田は「攻守において、今季求めてきたサッカーができた」(ランコ ポポヴィッチ監督)。しかし、結果は終盤に逆転劇を許し敗戦。攻守転換もスピーディーで今季の町田の持ち味を存分に発揮しただけに、余計に悔しさが募る。そのため、平戸 太貴は「“東京クラシック”でなんとしても結果を残したい」と勝利への強い意欲を示した。ボールを持つことを前提としている相手に対して、町田としてはボールを奪ってのカウンターで活路を見いだす形になる。粘り強く守るだけでは「体力を失ってしまう」(平戸)ため、メリハリを利かせたボールへのアプローチがポイントになるはずだ。
一方の東京Vは来季の続投がすでに発表されている永井 秀樹監督の下、パスワークやコンビネーションで崩すサッカーは、J2の中では異彩を放っている。「ヴェルディのサッカーと言えば、パッと思い浮かぶ。そうしたオリジナリティーを確立している」。そう言って町田のランコ ポポヴィッチ監督も、永井監督のチーム作りに一目置くほどだ。前回対戦では町田に対して、「まだそこまでチームとしての形が確立されていなかった部分もあった」(奥山 政幸)という印象を与えたが、今回の町田GIONスタジアムではより成熟された“永井ヴェルディ”のサッカーが披露されるに違いない。
シーズン終盤に組まれた“東京クラシック”は、6日の14時に試合開始の号砲が鳴る。
[ 文:郡司 聡 ]