それゆえ、今週は攻守において、チームの戦い方を見直した。2日間のオフ明けに行われた17日のトレーニング前には、1時間以上のミーティングを実施して戦術の再確認を行った。トレーニングでは入念に連係面に時間を割き、課題の改善に力を注いだ。
水戸らしいアグレッシブな守備を取り戻すことによって、自慢の攻撃力もさらに破壊力を見せることができるだろう。新システムの強みを今節のホーム戦で存分に発揮したい。
一方、町田は開幕から好調を維持しており、現在1勝2分と負けなしの戦績を収めている。昨季から継続したハイプレスと縦に速い攻撃はさらに鋭さを増しており、水戸にも容赦なく襲いかかることだろう。水戸としては、町田の強烈なプレスをかいくぐって、いかに相手陣内に押し込む時間を多く作るかがポイント。
リーグ最多得点を記録した昨季の継続ではなく、新たなトライをしている水戸。「最初からうまくいくとは思っていない」と秋葉 忠宏監督は言う。それはさらに攻撃的に、そしてさらなる安定をもたらすためのトライである。大事なのは、その反省を次に生かすこと。「現状をネガティブにとらえることなく、どんどん熟成させていく」と平野 佑一は力を込める。前節の痛みを力に変えて、さらに強くなった姿をホームで見せることができるか。
[ 文:佐藤 拓也 ]