新潟はここまで、すべての試合で先制点を決めており、直近の3試合は10分台にゴールを決めている。
一方の相模原は、第4節・大宮戦を除いたすべての試合で前半を無失点で守り抜いている。後半に向けて、どちらが自分たちのペースで試合運びをできるか。前半の立ち上がりにスコアが動かないかにまずは注目したい。相模原の不安要素としては、前節の金沢戦で不用意な2失点を喫してしまったこと。バックパスを受けようとした梅井 大輝が最終ラインで足を滑らせ、ボールを奪われたことで慌てて対応し、ペナルティーエリア内でハンド。PKを与えてしまい失点。さらに梅鉢 貴秀がミドルを警戒していた選手に寄せ切れず、シュートが背中に当たってしまったことでゴールを許してしまった。しかし、ポジティブに考えれば、新潟との試合を前に気を引き締めるきっかけになったのではないだろうか。
新潟は前節、高木 善朗のハットトリックを含む7-0で東京Vに勝利。衝撃的なスコアで開幕戦から全勝した勢いのある状態で相模原戦に臨む。アルベルト監督は試合後、「われわれのハイプレスがうまく機能していた。守備から攻撃への切り替えも、良い形で機能していた」と振り返った。
そんな新潟の好調ぶりを逆手に取ろうと三浦 文丈監督は、「『なんかうまくいかないな』という雰囲気を漂わせたら勝機はある。それでリスクをかけてきたら自分たちのペースになると思うので、イライラさせたいですね」と、いつもどおり粘り強く守ることを強調した。そのため、まずは前半を無失点に抑え、相手にペースを握らせない戦い方がカギを握る。
相模原は強敵を相手にどこまで渡り合い、勝点を奪えるか。臆することなく果敢に立ち向かっていきたい。
[ 文:舞野 隼大 ]
