山口は前節、強敵の磐田とアウェイで対戦し2-1で勝利を収めた。高井 和馬と草野 侑己のゴールで2点を先行し、前半のうちに1点を返されたものの、粘り強く戦って逃げ切った。渡邉 晋監督は「もっとやれること、やりたいことはたくさんある」と課題を口にしながらも、この試合に向けて「ホームでしっかりと勝つことで勢いをつけないといけない」と意気込む。渡邉監督が志向する緻密なサッカーが少しずつ浸透してきており、連勝して自信を持って進んでいきたいところだ。
一方の栃木は開幕3連敗を喫したが、前々節の山形戦に2-1、前節の愛媛戦も2-1で連勝した。前節終了後、田坂 和昭監督は「ここで連勝できたことは大きい。前回同様にわれわれがやりたいサッカーを選手たちがピッチで表現してくれた」と手ごたえを口にする。昨季躍進した自分たちを取り戻し、全員がハードワークする栃木らしい戦い方で連勝できたことは大きい。
今節に向けて山口の佐藤 謙介は、「セカンドボールをいかにマイボールにできるかというところが勝負の分かれ目になる。マイボールにしたあとにしっかりとボールを握ることができればウチのリズムになる。しっかりとセカンドボールを拾ってマイボールの時間を増やす。そこからアクションを起こすということを繰り返していきたい」と話す。
現時点で、週末の天気は雨予報。ボールが走らないピッチ上で激しいバトルが繰り広げられる可能性もあるが、いずれにしても常に的確な状況判断が求められる戦いになる。
[ 文:田辺 久豊 ]


