「残り15分、特に苦しい時間帯はバックスタンドの手拍子に支えてもらった」(福井 光輝) ホームスタジアムから湧き出るサポーターの熱烈な支えをバックに、町田は今節もホームでの勝利を目指す。
町田にとってのもう1つの焦点は、あと1点に迫ったクラブJ2通算300ゴールを誰が決めるか、ということ。250得点目を決めた平戸 太貴は「チームが勝つことが一番だが、チームが勝つためならば狙っていきたい」と話した。
敵地に乗り込む北九州は前節・大宮戦でホーム初勝利を達成し、上げ潮ムードにある。昨季の町田戦は1勝1分と、特段苦手意識もないだろう。今季の町田は遅攻でも速攻でも崩せる自信を持つチーム。裏を返せば、北九州としては、町田のビルドアップをハイプレスで寸断し、相手のプレッシングに対しては、適切な立ち位置を取ってボールを動かしながらどこまではがせるか、それが問われる一戦になる。また、前節はセットプレーで複数得点も記録。町田もセットプレーを得意としているため、攻守両面でのセットプレーが勝敗のカギを握るかもしれない。
京都、新潟、琉球の3強に次ぐ“第2集団”にいる町田としては、昇格圏に食らいつく意味でも、今節は勝点3の奪取がマスト。一方の北九州としては、J3降格圏脱出に向けて結果が欲しい。勝点3を目指す者同士、熱戦は約束されたようなものである。
[ 文:郡司 聡 ]
