北九州は磐田からの期限付き移籍でプレーする司令塔の針谷 岳晃が、今節は契約により出場できない。針谷の不在は痛いが、永野 雄大や西村 恭史らの代役候補は、針谷とは異なる持ち味で攻撃に多彩さと厚みを加えられる選手なので、カバーは十分に可能だろう。
一方の磐田は現在6戦負けなしと好調の真っただ中。ここ3試合は無失点勝利が続いており、しかも総得点が新潟に次ぐリーグ2位と、攻守で非常に安定している状態。4試合得点がなかったルキアンが前節・金沢戦で決勝ゴールを決めて再び勢いに乗る可能性もあり、上向きに転じようとしている北九州を受け止めるだけの良好な状態にあると言える。
両者の前回対戦では、磐田のキーマン・遠藤 保仁にそれまで右SBでの出場が続いていた藤原 奏哉をマンマークさせる特別な策を施し、2-0の勝利を収めた。いまも遠藤はチームの好調を支える選手という認識を持つ小林監督が、今回はどんな手を打ってくるのか。逆に特別な策をとられた際、磐田の鈴木 政一監督はどう出るのか。60歳の小林監督と66歳の鈴木監督、ベテラン指揮官のベンチワークも非常に楽しみな一戦となる。ちなみに過去の対戦成績では、磐田が4勝2敗と勝ち越している。
[ 文:島田 徹 ]


