秋田は前節のアウェイ・東京V戦に敗れ、12位に順位を落とした。中位は勝点差がほとんどない現状だが、ここで踏みとどまるために「反省と検証を繰り返し」(吉田 謙監督)、改善を図る。
チームは今節に向けてクロス対応を徹底。前節は東京Vの技術とパスワークで強みのプレスをいなされ、クロスから2失点した。琉球もパスをつないでサイドから決定機を作ってくるだけに、確実にはね返して7試合ぶりの無失点を達成したい。
攻撃面では前述のようにプレスが掛からず、高い位置でボールを奪ってのカウンターも封じられた。その反省を生かすためにも、揺さぶってくる相手に対して粘り強くスライドし続け、プレスの網の目を小さくする攻守一体のプレーで勝利を引き寄せる。
一方の琉球は前節、新潟との上位対決を1-2で落とし、2連敗。それでもやるべきプレーを貫き通したのは上位たる所以だ。樋口 靖洋監督も「内容的には決してネガティブではなく収穫もあった」と手ごたえをつかんでいる。
明治安田J2第14節までフル出場してきたCB岡﨑 亮平が負傷離脱するも、新潟戦では李 栄直が先発し、層の厚さがある。目指すは3試合ぶりの勝利だけだ。
両チームのスタイルは対照的だが、攻守で走ることを厭わない点が共通している。ピッチで走り勝とうとする秋田を後押しするのはホームのサポーターだ。スタジアムに1人でも多く足を運び、湧き上がる拍手で選手たちの背中を後押ししてほしい。
[ 文:竹内 松裕 ]

