それでも樋口監督は気を緩めることなく、この金沢戦を見据える。「山あり谷ありのリーグ戦では谷を小さくして山を大きくすることが絶対に必要。中断までの残り3試合を大きな山にもっていけるように、次の試合がさらに大事」。金沢とはJFL時代からしのぎを削っているが、J加盟後の相性はあまり良くない。勝利したのはJ3時代の2014年のみで、アウェイでは1分2敗とまだ勝利がない。高い山を作るためには、是が非でもそのジンクスを打ち破りたい。
迎え撃つ金沢としては2連勝のあとの2連敗。前節は山形に4失点を喫する完敗だった。瀬沼 優司は「早い時間帯に失点してゲームは難しくなっていってしまった」と振り返ったが、ここ2試合は早い時間帯に失点している。ここまで12勝のうち10試合は先行逃げ切りという琉球を相手に、同じことを繰り返すようでは苦しい戦いになることは避けられない。
[ 文:村田 亘 ]