大宮は新体制後、1勝4分1敗で中断期間に突入すると、戦術の浸透や意識の共有を目指してトレーニングを積んできた。そして、再開初戦となった前節・新潟戦は「この7試合で一番やりたいことができなかった」と指揮官は唇を噛んだが、後半アディショナルタイムの劇的ゴールで追いついて勝点1をゲット。最低限の結果をつかむ力強さと成長を見せた。
後半戦に入って大宮は長崎、琉球、新潟と上位陣相手にすべて追いついて勝点をもぎ取ってきた。内容は確実に上向いており、負けないチームにもなってきた。そこでつかんだ手ごたえは確かにある。あと足りないのは勝利だけ。今節はその手ごたえをホームで発揮し、勝点3に結びつけたい。
三門 雄大と小島 幹敏が出場停止となるボランチの人選や、ホームデビューとなる南 雄太と河田 篤秀のパフォーマンスにも注目だ。
対してJ2初挑戦の秋田は、前半戦は大健闘と言える戦いぶりを見せたが、後半戦に入ってからは1分2敗とまだ勝ちなし。前節・松本戦は今季最多の4失点で敗れた。
まだJ3降格圏とは多少の差はあるが、今節負ければ大宮との勝点差は『7』に縮まってしまい、下を意識しないといけない状況になってしまう。後半戦は上を目指して戦うためにも、まずは勝点を30台に乗せ、1ケタ順位を見据えられる位置にとどまりたい。パスをつないでくる大宮を凌駕するプレスと走力で、4試合ぶりの勝利を目指す。
[ 文:須賀 大輔 ]

