山口は中断明けから2連敗。前節はアウェイで群馬と対戦し、0-3で敗戦した。これまでの試合で築き上げた守備のオーガナイズを失い、渡邉 晋監督は「ボールサイドの制限も掛からず、最終ラインも人数がそろっているのに不用意に裏を取られることが頻出してしまった」と肩を落とした。
なかなかゴールが奪えずに攻撃の部分で悩み続ける山口だが、良い攻撃をするためには良い守備から、というのがサッカーの原理原則だ。守備のことまで不安を抱えるわけにはいかず、この山形戦でしっかりと立て直してファン・サポーターを安心させたい。
一方、山形は前節・琉球戦で一度は逆転に成功するも、終盤に追いつかれて2-2で引き分けた。注目を集めた上位直接対決で勝利を逃したが、ピーター クラモフスキー監督は「良い試合だった。しっかりと自分たちがコントロールできる時間帯があったし、非常に良い戦いになった」と納得の表情を見せた。
連勝は『7』で止まってしまったが、12戦負けなしと好調であることに疑いの余地はない。J1昇格圏に食い込むためにも、再び連勝街道を走りたいところだ。
そして、古巣対戦となる2人の選手に注目したい。山形の加藤 大樹は今季6得点で、前回の山口戦でもゴールを決めている。山口の大槻 周平は今夏から途中加入したが、まだ結果を出せていない。大槻の加入後初ゴールによって勝利を手繰り寄せることができれば、山口としては最高だ。
[ 文:田辺 久豊 ]


