シーズン前半戦で秋田は7勝7分7敗と健闘。群馬は4勝5分12敗と成績が振るわず、監督交代を決断した。これが奏功し、後半戦はここまで3勝3分と負けなし。一方の秋田は相手チームの対策が進んだこともあり、3分3敗と苦況にある。
こうして迎える今節は、J2残留争いのライバルに勝点3を与えず、勝点3を上乗せできる“シックスポイントゲーム”。勢いが群馬にあるのは明白だが、秋田は開幕戦で敗れた借りをきっちり返さなくてはならない。何よりもホームで4カ月以上勝利から遠ざかっている。このことについてチーム最古参の山田 尚幸は、「僕たちのことを鼓舞し、応援して一緒に戦ってくれているサポーターの皆さんのためにも、なんとかホームで勝ちたい。自分の良さを出すよりも、チームが勝つことだけを考えてやりたい」と勝利だけを見る。
前節を振り返ると、秋田はアウェイで琉球と対戦して1-2の逆転負け。5試合ぶりに無失点で前半を終え、後半に先制したがひっくり返された。ラインの位置を修正し、先制するまでは良い試合運びができていただけに、得られたものを伸ばし、9試合連続で失点している守備をより一層引き締めたい。
一方の群馬は金沢とスコアレスドロー。群馬は所属選手に新型コロナウイルス感染症の陽性者が出たため日程が変更となり、前節は3連戦の3戦目だった。それでもここ5試合で1失点の堅守を発揮し、金沢の攻撃を粘り強くはね返した。
試合のポイントはセカンドボール。開幕戦に比べて群馬は縦に速くなっており、ピッチの各所で選手たちが球際のバトルを展開しそうだ。秋田としては強気で相手を押し出し、鋭く敵陣に攻め込みたい。その秋田の選手たちを後押しできるのはホームのサポーターにほかならない。一体となって勝点3をつかみたい。
[ 文:竹内 松裕 ]

