前節からホーム3連戦となった長崎は、その初戦で琉球と対決。序盤からプレスとブロック、メリハリの利いた守備で琉球の良さを消すと、攻撃でもエジガル ジュニオと都倉 賢の2トップが起点となる攻撃を展開。前半に2点を奪い、後半開始早々にも1点を追加。1失点はあったものの、ホーム3連戦の初戦で絶好のスタートを切った。
一方の相模原は前節、ホームで千葉と対戦。前半から千葉の攻勢にさらされる形となったが、守備の局面では高い集中力を発揮し、ゴールを割らせず。無失点のまま試合を進めていくと、86分にCKから木村 誠二に得点が生まれ、3試合ぶりの勝利を手にした。順位こそ最下位のままだが、残留圏内となる18位・大宮との勝点差はわずかに『2』となっている。
相模原のホームで行われた前回対戦は、前半に相手のミスを突く形からエジガル ジュニオが先制点を奪う。その後は相模原が一方的に攻める展開となったが、フィニッシュの精度を欠き、長崎がそのまま逃げ切りに成功した。
今季は監督交代を経験している両チーム。前回対戦から戦術の浸透も進んでいるだけに、また違った様相になる可能性は高い。特に相模原は後半戦に入り、甲府、琉球と上位チームに勝利。勝利とはならなかったが、新潟と磐田にも先制点を奪い、クロスゲームを演じている。上位食いのカラーが備わりつつあり、長崎にとっては不気味な相手だ。
互いに堅い守備が持ち味だけに、1つのミスが命取りになる。緊張感あふれるゲームになりそうだ。
[ 文:杉山 文宣 ]