大宮はホーム2連勝を成し遂げ、一時はJ3降格圏を抜け出したが、その後のアウェイ2連戦では思うように勝点を積むことができなかった。前々節は残留争いのライバルである愛媛との直接対決で3-3の打ち合いを演じ、勝点1を獲得するも、前節はJ1昇格の可能性を残す甲府にPKの1点を守り切られて敗戦。再び降格圏への転落を余儀なくされた。
しかし、チーム状態は悪くない。敗れた甲府戦もボールを握れなかったわけでも、チャンスをまったく作れなかったわけでもなく、やりたいことはできていた。あとはそれをコンスタントに結果につなげるだけ。その意味では、ホームに戻って戦える今節はファン・サポーターの後押しを味方につけたいところである。
堅い展開に持ち込みたいであろう相模原を押し込み続けながら確実にネットを揺らすことができれば、勝点3はグッと近づくはず。狙うは明治安田J2第27節・松本戦(4〇0)、第28節・東京V戦(2〇1)の再現。ホーム3連勝を飾り、残留圏へ浮上したい。
対する相模原は前節・山口戦に勝利し、ついに降格圏を抜け出すことに成功した。夏場に就任した高木 琢也監督の下、手堅いチームになりつつあり、自分たちの土俵に持ち込めば勝点を計算できるだけの力をつけてきている。成岡 輝瑠や木村 誠二、松橋 優安ら若手の成長は著しく、その脇を竹重 安希彦や川上 竜、藤本 淳吾ら経験豊富な選手が固める。
何よりも古巣戦となる指揮官は燃えているはず。J2初勝利を挙げた縁起の良い相手にダブルを飾り、J2初の連勝でさらなる浮上を目指したい。
[ 文:須賀 大輔 ]

