前節、長崎はアウェイで山口と対戦。前半の早い段階でエジガル ジュニオが2点を奪って先行すると、後半にも鍬先 祐弥のプロ初ゴールで追加点。終了間際に1点を返されたが、安定したビルドアップと守備で終始、主導権を掌握。完勝と言える内容で勝点3を手中に収めた。
一方の京都は前節、ホームで栃木と対戦した。フィジカルバトルを持ち味とする栃木に対し、激しい肉弾戦が繰り広げられたが、28分に荻原 拓也がピーター ウタカとの連係から先制点を奪取すると、65分に追加点。ショートカウンターから宮吉 拓実がゴールを奪い、リードを拡大した。その後は栃木の反撃を集中した守備でしのぎ、逃げ切りを達成。これで3連勝となり、首位をキープしている。
両者の前回対戦は明治安田J2第21節。そのときは長崎がカイオ セザールとエジガル ジュニオの得点で2-0で勝利している。京都の攻撃に組織的な守備で対抗し、カウンター気味の攻めから得点を奪うなど長崎らしさを発揮しての勝利だったが、今回もその再現を目指すことになる。
J1昇格圏内との勝点差が『11』となっている長崎にとって、首位である京都との一戦はなんとしても勝点3が欲しい。逆転での昇格を目指し、ハイペースで勝点を積み上げる長崎にとっては単なる1試合ではなく、まさに決勝戦。昇格争い生き残りを懸けて、全身全霊で挑む。
[ 文:杉山 文宣 ]