岡山はここ6試合を5分1敗と勝ち切れていない。前節・琉球戦も終盤にPKを献上し、1-1に追いつかれてしまった。今節は、琉球戦で得点を挙げたミッチェル デュークが豪州代表に選出されて不在となる。ここ3試合、FWの軸として先発していたストライカーを欠く中で、どう攻撃を仕掛けてくるか。
齊藤 和樹や川本 梨誉、前節でミッチェル デュークと2トップを組んだイ ヨンジェ、サイドで出場した上門 知樹が前線で起用されることが多いが、東京Vの堀 孝史監督は「やり方は変えることはないと思うが、出てくる選手によって個々の特徴を生かす形になるのではないか」と話している。
一方の東京Vは前節、佐藤 優平と梶川 諒太に今季初ゴールが生まれて逆転勝ちを収めている。出場停止から山下 諒也が戻ってくる中で、どんなメンバーで臨むのか。「岡山はロングボールを蹴ってくるイメージがある。その中で、中盤での争いが激しくなる。どちらかのワイドの選手が、ロングボールを蹴られたあとに戻れるかが大事になる」と山下は岡山戦を見据えていた。
今季は二度顔を合わせている両チーム。一度目は明治安田J2第17節で、終了間際に井出 遥也が劇的なゴールを決めて東京Vが勝利している。天皇杯2回戦では、リーグ戦からメンバーを入れ替えた岡山が1-0で勝利を収めた。果たして、今回はどうなるか。
そして、ユース世代では対戦経験のある両監督。「有馬さん(有馬 賢二監督)らしいカラーが出ている。訓練されて、鍛えられたチーム」と堀監督が表するように、球際で戦って走り切る岡山に対して東京Vはどう立ち向かうか。バチバチの試合になりそうだ。
[ 文:田中 直希 ]
