新潟は前節、勝点1差で追う長崎とアウェイで直接対決し、1-1で引き分けた。前半に鈴木 孝司が2試合連続となる先制点を挙げ、相手が退場者を出して数的有位に立った。しかし後半、覚悟を決めて点を取りに出てきた長崎にセットプレーで追いつかれた形だ。試合後はチーム内で忌憚なく意見交換が行われ、改善が図られている。
長崎と順位を入れ替えるチャンスは逃したものの、前節はJ1昇格圏の2チームが引き分けたことで、2位との勝点差は変わらず『10』のまま。「まだチャンスはある。俺たちは目の前の試合に勝つだけ」(舞行龍ジェームズ)。今節はホームでの拍手を後押しに、より積極的に勝ちにいく姿を見せるつもりだ。好調の鈴木は3試合連続得点に期待がかかる。
秋田は前節、ホームで町田と対戦し、0-2で敗れた。ここ3試合は前半の早い時間帯に失点を喫し3連敗。5戦勝ちなしと苦しんでいる。J3降格圏とは勝点7差をつけているが、残留に向けて着実に進むため、ここで勝点3を積んで流れを変えたいはずだ。
今節は齋藤 恵太が出場停止となるため、前線の組み合わせにどう変化をつけてくるか。また増田 繁人はプロキャリアをスタートした新潟への凱旋。2015年と2017年後半に町田でチームメートだった鈴木を止められるかにも注目だ。
ボールを保持して主導権を握りたい新潟と、ロングボールを使った縦に速いサッカーで得点を狙う秋田。ともにブレないスタイルをぶつけ合い、勝点3を取りにいく真っ向勝負となる。
[ 文:野本 桂子 ]

