今節に昇格を決められるかどうかは3位・長崎と4位・甲府の結果も関与してくるが、京都が勝てば、長崎と甲府の結果は関係なく昇格を決められる。曺 貴裁監督が率いるチームは目の前の試合に勝つことだけに集中してシティライトスタジアムに乗り込み、立ち上がりから大きなパワーを発揮していくことだろう。
ホームチームの岡山にとっても、気持ちを高ぶらせるシチュエーションとなった。昨季まで所属していた鳥取で相手が優勝するところを何度も目の前で見てきた経験を持つ井上 黎生人は、「目の前で見るのは本当に悔しいので、J1に昇格させることは絶対に避けたい。前半戦で対戦したときの京都のインテンシティーはすごく高かったけど、僕たちも積み上げてきた。ビビらずにプレーしていけば勝てると思っています」と意気込んでいる。
岡山は10戦無敗中で、前節は相模原に逆転で勝って3連勝を収めている。「最近の試合で勝利できていることもあって、チームのみんなで自信を持ってプレーできている」とパウリーニョも笑みを浮かべるが、「京都はすごく良いチームなので、絶対にわれわれがスキを見せてはいけない。特に曺さんが率いるチームは試合の入りから非常にインテンシティーの高いサッカーをしてくるので、入りからスキを与えないようにしないといけない」と気を引き締めていた。
両チームにとって、今季のハイライトと言っていい90分間になる。自信を持って試合に臨む選手たちによって、激しく熱い試合が繰り広げられることは間違いなさそうだ。
[ 文:寺田 弘幸 ]
