ホーム連戦となる長崎だが、前節は甲府と対戦。立ち上がりから良い入りを見せ、勢いそのままに先制。3試合目にして初勝利かと思われたが、前半のうちに同点に追いつかれると、後半は甲府のプレスの前にまったく良いところを見せられず。逆転ゴールを許すとそのまま敗れてしまった。
一方の大分は新型コロナウイルス感染症の影響により延期となっていた明治安田J2第1節を水曜日に開催。ホームに水戸を迎えた。早い時間にカウンターから先制を許す入りとなったが、前半のうちに呉屋 大翔のゴールで同点に追いつく。後半もボリュームのある攻めを展開したが、最後までゴールは遠く、引き分けに終わっている。
ともに昇格候補に名前を挙げられながら、3試合を終えて未勝利というまさかのスタートに。まだ開幕したばかりとはいえ、長崎は琉球と並んで21位タイという状況だ。大分は5週間で公式戦11試合を戦う過密日程で、中2日間隔での4連戦の3試合目。長崎はそういったアドバンテージも生かして、なんとか初勝利を手にしたいところだ。
また、この試合で最も注目を集めることになるのが呉屋だろう。水戸戦で今季初得点を挙げたストライカーは2019年に長崎に在籍。開幕後にG大阪からの期限付き移籍で加入するとゴールを量産。36試合で22得点を挙げ、低迷するチームにあって、サポーターに数多くの歓喜を届けた。かつての“庭”であるトランスコスモススタジアム長崎でプレーするのはそのとき以来。約半分の10得点はホームで挙げたものだった。かつての庭で呉屋がどんなプレーを見せるのかにも注目したい。
[ 文:杉山 文宣 ]