タイトな守備で主導権を握った金沢。豊田、林の得点で4戦負けなし
ツエーゲン金沢
FW 19
--栃木から移籍をして、初めてのカンセキスタジアムとちぎでの試合でした。どういう思いでしたでしょうか?まずカンセキスタジアムで去年ゴールを奪えなかったので、今日は決めたいなという思いがありました。自分のキャリアとしては栃木に来たときもそうでしたが、1年1年が勝負ですし、目標はすべてのスタジアムでゴールを決めることを掲げていて、今日は決めたいという思いでトライしたところはあります。ああいうゴールはなかなか決めたことはないのですが、自分でも出来過ぎなくらいイメージどおりでした。ベンチから見ていた選手たちは外れたと思っていたと思いますが、左から巻いて、ポストが濡れている感じもうまく利用できたと思います。そういう運も自分で勝ち取れるように今後も努力を重ねていきたいなと思います。 --あのゴールは柳下 正明監督も「チームの守備が機能していたからこそ」だと話されていましたが、そういう感触はありますか?守備については栃木さんのビルドアップに対して、ある程度自分たちがやりたいプレー、前で奪うとか、蹴ったあとに回収するところはできていたと思います。僕個人としては守備で強度を出せなかったし、反省はあるので、チームが理想とするプレーを発揮したいし、もっと向上できると思っています。
栃木SC
監督
連戦を締めくくる重要なゲームでしたし、勝点3を取りたかったゲームでした。そういう状況で体がしんどい中、気持ちを強く持って臨んだゲームでしたが、非常に残念な結果になってしまって申し訳なく思っています。 --今日はスタメンの左CBに鈴木 海音選手、左ウイングバックに大森 渚生選手という配置になりました。狙いを教えてください。ゲームを通じてどう勢いを持つとか、追加点を奪うためのグルーピングを考えた中でのメンバー選考になりました。 --先制点を与えてしまったわけですが、前半については意図したことがどの程度できたのか、感覚を教えてください。相手の中盤の立ち位置によってプレスがハマっていないこともありましたが、そこが問題というよりは、立ち上がりから相手の勢いを受けるようなプレーを繰り返してしまい、ゲームの主導権を持っていかれたのはもったいなかったと思います。ただ、チームとしてそういう立ち上がりがあり、先に失点をしたとしても、追いつき、逆転まで持っていくことについて、どれだけ選手たちが考えながらやれたかなというと、前半に失点してから前半が終わるまでの時間帯は非常に情けなかったと思うし、しっかりと気持ちを持ってプレーさせてあげられなかった自分のマネジメントについても悔しく思っています。ただ、今日のゲームはもう帰ってこないし、こういうゲームをもう起こしたくないですけど、試合の入りが良くなく、失点してしまうこともあると思うので、そのときにどうするのか、今日のゲームを1つの糧にしてやっていかないといけないと思います。
ツエーゲン金沢
監督
前半はお互いに自分たちのリズムを作るのが難しいところはありましたが、ただ、狙いが合ったときは攻守において良いプレーが出せたと思います。後半の最初の時間帯は2-0になったあとの時間帯のリズムは良かったと思いますが、ただ、自分たちのミスから栃木にボールを明け渡すことを何度もやってしまい、栃木にリズムを与えてしまったことは改善しないといけないと思います。ただ、粘り強く失点ゼロで勝点3が奪えたことは非常に良かったと思います。修正点もありますけど、非常に難しいゲームを勝てたので、次に向かって良い準備ができるように頑張りたいと思います。 --対戦相手が栃木ということでゲームプランは?栃木が長いボールを使って押し込んで、そこから短いパスをつないだり、個人で突破したり、あるいはクロスから得点を狙うということをしてくるので、それを選手たちには伝えて短い時間の中で準備しました。クロスに対しても逆サイドのウイングバックも入ってくるので、そこもマーキングをしっかりしようと。攻撃については相手は前から来るので、ズレが生じたときにここにスペースができると。ズレが生じない場合でもここにはスペースがあるから使いましょうという共有をしていました。選手たちはしっかりと闘ってくれたと思います。
栃木SC
DF 35
鈴木 海音
--U-21日本代表の遠征から戻り、3試合ぶりの出場になりました。立ち上がりの部分で相手に触られたり、球際でも負けたり、相手に流れを与えてしまったりしていたと思います。試合の入りが良くなかったし、その後もハッキリとはね返せなかったシーンもあり、チームとしてかみ合っていなかったと思います。自分は左CBとして出場しましたが、もう少し縦パスを出せる場面があったし、その精度をもっと上げないといけないと思っています。守備の部分ではもっとタイトにやらないといけないと感じています。 --左CBという経験は?公式戦で左CBで出場する経験はなかったですけど、そこまで違和感を覚えることなくプレーできていたと思います。 --試合の入りが悪くなってしまった原因は?一人ひとりの意識もあると思いますけど、チームとしてもっと締めないといけない部分があったと思います。最初のバックパスを川田(修平)選手がキャッチしたシーンも、周りが声をかけ合えば何の問題もなかったシーンだと思いますし、もっと気持ちの部分で締めないといけなかったと思います。
MF 23
植田 啓太
--後半開始からピッチに送り出されましたが、どういう意識で入ったのでしょうか?昨日の時点でメンバーに入れるかどうか分かりませんでしたが、17人は決まっていて「ラスト1枠を残りのメンバーで争ってくれ」ということだったので、僕は失うものは何もないし、チームも2連勝して良い状態だったので、その練習で「俺を試合に出してくれ」ということをアピールできたと思います。今日は前半、ベンチから見ていても選手たちがかなり体が重そうだと感じていました。自分がシャドーで出るか、ボランチで出るか、分かりませんでしたが、準備はいつでもできていました。練習では良かったり、良くなかったりしていたのですが、あまり自分に期待し過ぎないようにゲームに入り、「どんどんボールを引き出して、そこでミスをしてもしょうがない」という割り切りを持ってゲームに入っていきました。前半はボランチがボールを受けてもロストしてカウンターを受けるシーンもあったので、後半は自分が入ったときにどんどんボールを引き出して、リズムを作っていきたいと思っていましたが、自己評価としては、ゴールに関わる動きを一番求めていたと思うし、まだまだだなと思います。