では、両者の様子を見ていこう。
徳島は4月13日に行われたルヴァンカップBグループ第4節・清水戦で今季の公式戦ホーム初勝利を挙げており、次に期待されるのはリーグ戦でのホーム初勝利。公式戦9連戦の4戦目にあたり、コンディション維持が難しい状況ながら負傷離脱者は少ない中で、ダニエル ポヤトス監督がいかに最適な人選を導き出せるかが1つ目のカギ。また、5バックで守備を組むであろう岩手の牙城をいかにして崩し切るかの戦略が2つ目のカギ。
対する岩手は、今季挙げている3勝すべてがアウェイ戦。因果関係を想像してみると、一般的にホームで戦うチームはより主導権を握ろうとする傾向にある。そこに対してどうすれば勝率を高められるかを逆算するのはさほど難しくはないだろう。スタイルのかみ合わせを加味すると、ボール保持率は徳島が上回ることが予想される中で、いかに決定力で上回って勝利につなげられるかどうかがカギ。
徳島の注目は前節・水戸戦で得点を決めた藤尾 翔太。岩手の注目はセットプレーから2アシストを含む3得点に貢献している中村 太亮。
停滞する現状を打開するのは徳島か、岩手か。
[ 文:柏原 敏 ]


