前節、アウェイでの山口戦に臨んだ長崎は、開始早々にCKから江川 湧清が先制点を奪うと、前半終了間際には植中 朝日に今季初ゴールが生まれる。後半に1点を返されるが、その後は集中した守備で逃げ切りに成功。3試合ぶりの勝点3を持ち帰ることに成功した。
一方の千葉は前節、アウェイで熊本と対戦。前半をスコアレスで折り返すと後半は熊本を押し込み、再三にわたって好機を作るが、得点を奪えず。逆に終盤にクロスから先制を許す展開に。それでも、アディショナルタイムにFKから鈴木 大輔が頭で押し込んで追いつき、連敗は阻止。勝点1をつかみ取った。
今回の両者の対戦で気になるのはコンディションだ。アウェイ連戦となる千葉だが、前節からは中3日。対する長崎は中2日での試合となる。特に長崎は前節、厳しい暑さの中で激しい試合を演じているだけに、ダメージは決して少なくない。大幅なメンバー変更も予想される中、連勝のためにチーム全体の総合力が問われる戦いとなる。
前節はハイラインの山口に対して、背後のスペースを突くことで効果的な攻めを繰り出していた長崎だが、今節は大きくカラーの違う戦いになるだろう。強固な守備ブロックを敷く千葉をどうこじ開けていくか。その作業の質が問われることになる。逆に千葉は長崎の攻撃を防ぎ、カウンターやセットプレーから活路を見いだしたいところだ。
千葉は18位とはいえ、J1参入プレーオフ圏内との勝点差はわずかに『4』。6位と同勝点の長崎は、自動昇格圏内とは勝点8差。勝利で上に近づくのはどちらになるか。
[ 文:杉山 文宣 ]