岩手は前節、金沢とのアウェイゲームを戦い、1-2で敗れた。チームのテーマの1つだった「無失点で前半を終える」までアディショナルタイムを残すだけだったが、自陣でのパスミスからショートカウンターを受け先制点を献上。後半、CKから追いついたものの、終盤に勝ち越され、またしてもミスが重くのしかかる試合となってしまった。
それでも1日に行われた天皇杯2回戦では約3カ月ぶりの複数得点、そして約2カ月ぶりの先制点で町田に快勝。オタボー、モレラト、和田 昌士の今季初ゴールが飛び出し、“先制すれば強い岩手”を体現した。この勝利をリーグ戦での復調につなげ、今季ホーム初勝利をサポーターに届けたい。
甲府は前節の熊本戦で先制に成功したものの、後半に追いつかれてリーグ戦5試合連続のドロー。勝ち切れない試合が続いている。吉田 達磨監督は試合後、「どちらにもチャンスはあった。良い試合だったが、勝点3を積み上げたかった」とコメント。ここ4試合は1-1というスコアが続いており、勝負を決める次の1点を奪えるかどうかが今節もポイントとなりそうだ。
甲府も天皇杯2回戦ではフレッシュなメンバーを起用しながら、環太平洋大を相手に5ゴールを奪い大勝した。この勢いを維持し、勝利につなげる1点を奪いたい。
未勝利が続く中、天皇杯で良いイメージをつかめた両者。例年、天皇杯で調子がガラリと変わるチームも見受けられるだけに、このきっかけをリーグでの戦いに反映させられるかどうかも見どころの1つとなる。
[ 文:髙橋 拓磨 ]