熊本は前節、アウェイで町田と対戦。前半はなかなかペースを握れず、中央からのミドルシュートで先制を許したが、後半は流れを引き寄せ、途中出場した土信田 悠生のJリーグ初ゴールで同点に持ち込んだ。これで6試合連続無敗と地道に勝点を重ねているが、直近3試合は「勝ち切れなかった」という印象の強い引き分けで、こうしたゲームで勝ち切ることが後期の課題の1つとなる。
ここ数試合は河原 創をケアされてリズムを作れない時間もあり、相手の対策をいかに上回ってチャンスを増やすかもポイント。また、水戸には前回対戦で自分たちのミスから2失点して敗れている。同じ相手に二度負けるわけにはいかず、明治安田J2第5節・長崎戦以来となるホームでの勝利を目指す。
一方の水戸は前節、山形と対戦。17対5というシュート数にも表れているように、立ち上がりから好機を量産して内容でも圧倒しながらも、なかなか得点が生まれずに試合が進んだ。しかし終盤の80分、今季宮崎から加入した梅田 魁人が水戸での初ゴールを挙げ、今季三度目の連勝を飾っている。
水戸はここまで25失点しているが、無失点に抑えたゲームも6試合あり、今回の連勝も2戦連続の無失点。積極的な守備から自分たちのペースに持ち込むことで勝点につなげており、前期の勢いを維持して今季初の3連勝を狙う。
両者の勝点差は『2』と、結果次第で順位が入れ替わる。手の届くところに見えているJ1参入プレーオフ圏への浮上に向けて、お互いに勝点3が欲しい一戦だ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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