2022/6/25 (土) 19:03 KO
第23節
入場者数: 4,001人
天候: 曇|気温: 24.7℃|湿度: 86%
堅い守りが光った両者。試合はスコアレスドローで決着
ブラウブリッツ秋田
FW 29
--相手がビルドアップのときに立ち位置を変えるチームでしたが、運動量とスピードで強引にでもハメにいっていた印象ですが。自分が2つ行けばいいかなっていう感じで(笑)。とりあえず、走ればいいだろっていう感じで走りました。まず、プレスに行ってみて、それでダメだったらそのとき、また考えようっていうダメ元作戦で。それがうまくハマったと思いますし、それで良い時間帯もあったと思います。行ってはがされる時間もありましたけれど、はがされても戻ればいいという割り切った感じでした。ウチのサッカーは走ってナンボのサッカーなので、とにかく走ろうと。前節(・新潟戦)、出ていなかったのでそのぶん、チームのために走ろうと思っていました。 --後半はチャンスも作れていたが、無得点に終わった部分については?相手も同じようなところがあったと思いますが、フィニッシュの部分の精度だと思います。最初に決めるか、決められるかの戦いで惜しいチャンスを決めることができなかったので結局、0-0に終わったんだと思います。 --第16節・千葉戦以来の無失点になりましたが。前半の失点が多かったので、失点をまずはなくすこと。前から頑張って走って、自分たちのゴールから一番遠いところで頑張れれば、失点の可能性も減らせると思ったので、それができたのかなと思います。
--長崎はビルドアップ時に可変式でズラしに来ていたが守備のオーガナイズについて。僕らから見て右サイドでスライドして数的優位を作ってくるというのは分析でも分かっていたので、そこをイメージしながらラインの上げ下げを細かくして全体をコンパクトにする。その中で良い対応、良い守備ができた回数は多かったかなと思います。 --前線の選手たちが運動量とスピードで強引にでもハメにいってくれていたのは心強かったのでは?FWのスピード感やプレスの強度でチーム全体のそういった部分も変わってくる。齋藤(恵太)本人も「切り込み隊長」って自分で言っていますが、本当にチーム全体の士気が上がるようなプレスや走りというのが目立った前半だったと思います。 --54分のビッグセーブで自身も乗っていたように見えましたが。体が反応したというか今日の90分通して無心でやっていたというか。やっているときはいろいろ考えていたと思うのですが、あまり覚えていなくて。チーム全体として走って、戦って、最後まで強度を保てたことはチームに感謝したい。その中でも無失点で終えられたことはポジティブに捉えたいですが、勝ってはいないので。次は絶対に勝てるようにやっていきたいなと思います。 --前線からの守備での頑張りで、意気に感じたような心境はありましたか。チーム全体としてラインを高く保ってコンパクトにする。背後のボールは全部、自分が行くくらいの気持ちで。ファーストディフェンスが最近は遅いというのが問題視されていたので、アプローチに行く選手が今日は多かったし、そのスピードも速かった。そういう背中を見ながら、僕自身、チーム一体となって戦えたかなという気持ちはあります。
V・ファーレン長崎
監督
まず、今日の試合で勝つというところをファン・サポーターの方々にお見せすることができなかったことに対しては、本当に申し訳なかったなと思います。ただ、最後の最後まで背中を押していただいて感謝しています。ゲームに関して言うとやはり、秋田の想像以上の圧力に我慢する時間は長かったかなと思いますが、それに対してはしっかりコンパクトな守備からチャレンジ&カバーを繰り返して、相手のストロングのところを大体、消すことができたかなと思っています。 ただ、攻撃に関して前半は、狙いのところがあったのですが、そこに入るパワーが足りない。後半に人を代えてから、よりそこの狙いを明確にして押し込むことができたかなと思います。ただ、入ったかなと思うようなシーンは何度かありましたが、最後は決定力のところかなと思います。こういったゲームでも負けないというか引き分けて、内容のあるゲームができるというのは今後のリーグ戦につながっていくと思います。いまの選手たちならできると信じていますので、これからのリーグ戦を楽しみにしていきたいなと思います。 --長い時間、相手の土俵に乗ったと思いますが、ハーフタイムに指示したことは?ビルドアップのところの立ち位置、やり方を明確にすること。よりシンプルに相手の圧力を受けないためにも背後のところに起点を作っていこうと話をしました。それにプラスして、アタッキングサードのところではクロスの使い分けを伝えました。速いクロスや逆のポケットのところの狙いもあったのですが、それを前半見せることができていたので、バイタルの例えば、エジガル(ジュニオ)や(植中)朝日の足元に入れていくというのも選手たちには伝えました。それが後半は何度かできていたので、最後の仕上げのところかなと思いました。 --攻撃の狙いが出せなかったのは秋田の守備が堅かったのか。選手たちの対応力か?両方あると思います。分析する中で秋田さんの守備に対する集中力では私が思っている以上のものもありましたし、こちらが提示した以上のものにプラスして、相手があることですからその中での状況判断やアイディアが必要だったのかなと思います。
ブラウブリッツ秋田
監督
秋田の皆さま。そして、アウェイの地まで駆けつけていただいたサポーターの皆さま。本当に感謝申し上げます。ゴール前の攻守。こぼれ球がすべてを分ける。そのこぼれ球に対して、正しいポジションからボールへファイトする。両チームのこぼれ球への執念、執着。その素晴らしさが光った試合だったと思います。これからも秋田一体でひたむきに走っていきたいと思います。 --長崎が可変式でボール保持の際は、秋田の守備をズラしに来ていましたが、そこへの対応については? 前から奪いにいくのか。少し、セットしてスイッチを入れてGOするのか。的確な判断。日々、積み上げてきたものがしっかり出せたと思います。そこから1段、強度を上げて奪い切り、ゴールを目指すこと。そこをみんなでまた、目指していきたいと思います。 --第16節・千葉戦以来の無失点試合でした。前線からの頑張りもありましたが、最後の砦として田中 雄大が好守を見せました。彼の評価を。チームのためにプレーできる、“ド真剣”なプレーヤー。その姿が周りに与える影響は大きい。チームが勝つためにこれからもひたむきにサッカー人生を歩んでほしいと思います。 --攻撃面についての評価を。良い守備から良い攻撃へ。まず、コンパクトな守備から鋭く攻める。その形が出たシーンは多々、ありました。その鋭さ、精度、強度をさらに増すべく、練習していきたいと思います。
V・ファーレン長崎
MF 22
奥田 晃也
--長いボールを多用する秋田でしたが、プレスの部分で意識したことは?行っても、行かなくても蹴ってきていたのでイーニョくん(奥井 諒)と「行かなくてもいいかな」という話はしていた。なので、セカンドボールをどうやって拾うかを意識していた。ただ、たまにはプレスに行っても良かったかな、というのはあります。 --チームが左肩上がりで攻める中、右でも自身が張ってSBを中に走らせるような形もトライしている印象でしたが。左肩上がりで、左サイドのほうが人数は多いのであちら側から攻めることが多い中、右からも行けるときは行きたいのですが、左からの攻めでも最後のところで中に入っていけたらなとは思っています。 --後半は右に留まらずに中に入っていく動きも見せていましたが。右に張っていてもあまり意味がないような流れだったので、中に入っていってそこで1つ、ポイントを作れたらいいかなと意識していました。 --後半は厚みのある攻めもできていたぶん、前半は物足りなかった印象でしょうか?前半の最初ちょっと相手の勢いに圧倒された部分があったと思います。最初からもうちょっとボールをつなぐことはできたと思うので、つないでいけるように。相手に合わせないようにやっていけたらいいかなと思います。
DF 5
奥井 諒
--蹴ってくる相手でしたが、守備の部分で意識したことは?セカンドボールが増えるというところとセットプレーですね。 --左肩上がりで攻めるのがチームの特長の中で右からもいくつか良い形がありましたが。相手のプレスに対して、3枚で回したほうが良い場面はもちろんありましたけれど、それだけじゃ自分の特長も出せないし、チームの展開的にも右からの攻撃がなくなってしまうので、そういう意味では当てたら出ていくというのは(意識していた)。後ろはCBが2枚残ってくれているので。スタート位置は後ろですけれど、ずっと後ろにいるようなことは意識していないですね。 --後半は押し込んだが、前半はやや苦しんだ印象です。相手がセットプレーを増やしてきて、シュートで終わるのでGKからになってなかなか、リズムが90分通してつかみづらかったゲームではありました。 --セットプレーでの失点が続いていたが、今日は再三のセットプレーでも守り切れた。ピンチもありましたが、無失点にできたことは良かったかなと思います。
DF 23
米田 隼也
秋田さんのサッカーが前面に出ていて難しい試合でした。ただ、自分たちもチャンスを作れていたのでそこで決め切ることができなかったのが残念でした。想定どおりという感じでしたが、前半はあまりチャンスが作れなかった。後半のような展開が前半からできていればゴールを奪えたんじゃないかなと思います。 --監督交代後の3試合を振り返って。松田(前)監督のサッカーを継続しながらもより、守備のところを突き詰めて。スライドやチャレンジ&カバーのところを意識してやってきました。攻撃では、よりペナルティーエリアの中に入っていくことを意識していました。チームとして連勝ができましたし、天皇杯でもいつも出ていないメンバーが活躍してJ1に勝てたので、そういった意味でも自信を得られた6月だったと思います。新監督の下でも7月はもっと良いサッカーをやりたいと思います。