水戸は前節・岡山戦で終盤に同点ゴールを決めて、ドローに持ち込んだ。勝利は逃したものの、秋葉 忠宏監督が「相手を圧倒する力強い戦いを見せたことに大きな成長を感じる」と手ごたえを口にしたように、4位のチームを一方的に攻め立てる展開を築いたことにチーム力の向上を感じさせた。
今節は司令塔の前田 椋介を出場停止で欠くという、前節以上に苦しいチーム状況。だからこそ、「クラブとしての総力戦となる」と新里 涼は言い切る。誰が出ようと、アグレッシブな姿勢を貫くことが求められる。首位のチームが相手でも受けに回ることなく、攻守においてアクションを起こす水戸らしさを出して首位撃破を目指す。
横浜FCは前節、新潟に2-0の快勝を収めて、再び首位に立った。0-3の大敗を喫した前回対戦のリベンジに成功し、チームとして士気が高まっている。その勢いに乗ったまま敵地に乗り込んでくるだろう。
前回対戦は序盤に水戸が2点を先制しながらも、後半に横浜FCが3点を決めて大逆転勝利を収めた。今節も両チームが貫く攻撃的なスタイルが激しくぶつかり合う展開が予想される。
そして、今節は『声出し応援運営検証対象試合』として開催される。860日ぶりにケーズデンキスタジアム水戸に戻ってくるサポーターの熱い声が試合をさらに盛り上げることだろう。
[ 文:佐藤 拓也 ]