乱戦模様を呈した一戦。水戸が大逆転勝利を収める
FC町田ゼルビア
監督
非常に悔しい結果となりました。連戦の疲労感が色濃い中で、選手たちはよくやってくれましたが、うまくバトンをつなぎながら、2-0で終わらせることができないゲームになってしまったことが残念です。 --3点目を取って仕留められなかったことが1つの敗因ではある中で、前半から良い形でのコンビネーションプレーも随所に出せていました。それができるために、何か特別なアプローチをしてきたのでしょうか。長い時間をかけてみんなで作ってきたものですし、コンビネーションプレーは自信を持っていることです。その上でボックス内に入る回数を増やしていこうと試合に入っていった前半でした。みんなで勇気を持って試合に入ることはできたと思いますし、選手たちもよくやってくれたと思います。 --70分に菅沼 駿哉選手を途中から入れた意図は?疲労があったり、ケガ人も出たり、足が止まった選手もいたので、彼の本来のポジションではなかったですが、少しアンカー気味に危ないところを消してもらう意味合いで起用しました。 --3失点目の直前には岡野 洵選手の交代準備をしていたと思います。結果的には、途中投入するまでに失点をしましたが、仮に失点をしていなかったとしたら、岡野選手の投入の意図はどうだったのでしょうか。SBもCBもこなせる能力を持っている選手であるので、彼を起用して2-2の状況のまま試合を進めて、セットプレーでは身長を生かした形での攻撃をやってもらおうと思っていました。 --相手がイケイケで押し込んでくる中で、それをはね返す形ではなく、こちら側がボールを握って押し込んでいくアプローチもあったはずです。それができなかった原因は?速い攻撃に終始した影響があったと思います。ただ裏を返せば、その攻撃によって、3点目のチャンスを作りましたし、それを決められればまた違った展開になったと思います。そこでいき切るのか。自分たちで一息つく時間を作るのか。水戸さんが激しい攻撃を仕掛けてくる展開の中で、そういったジャッジを選手たちがやり切れなかったのだと思います。
水戸ホーリーホック
監督
アウェイなので、小さな声で『This is Football』。これがあるから、フットボールはやめられないですし、この一瞬の歓喜のために普段選手はつらく苦しいトレーニングをしていますし、サポーター・ファミリーも町田の地まで130人以上こういう瞬間を見に来てくれたんだと思っています。そういうものを前節見せれなかったぶん、今日見せることができました。本当に選手たちのポテンシャルの高さ、潜在能力の高さみたいなものにただただ驚きを覚えているというのが正直な感想です。ただ、ゲームのほうは正直言うと、前半はかなりお説教をしないといけないような内容でした。0-2になってから、火がついているようではダメ。こんなゲームは年間に1~2回できるかできないかですから。そうならないように、最高の状態で次の金沢戦に挑めるように中3日で最高の準備をしたいと思います。次は開始から90分間、継続してできるように。入りはアップとか、昨日までのトレーニングも含めてすべてつながっていると思っています。今日の前半のようにならないようにしたい。後半のような展開を90分できるように、また引き締めてやっていきたいと思います。
FC町田ゼルビア
DF 13
菅沼 駿哉
--70分からの途中出場となりました。どういうプレーが必要だとイメージしながらピッチに立ちましたか?プロではやったことがなかったポジションですが、2CBの前に入って、前に入ってくるボールのコースを消す指示があったので、そういったことを意識して試合に入りました。2-1だったので、残り時間を考えると、1点をどう守るかという時間帯でした。ベンチからは前に守備をしにいくよりも、パスコースにいることを意識するようにという指示でした。ただ相手の勢いを踏まえると、そうすることが、かえってどうだったのか。映像を見てしっかりと振り返りたいと思います。 --ご自身が出るときは難しい状況が多く、なかなかチームに貢献できない歯がゆさもあるのでは?自分自身も最後の何分で出るケースが多いですが、ホームでは自分が出たあとは毎回のように失点しています。出ていた選手が疲れている状況で自分は何をプラスアルファできるか。そういったことを意識して、練習に取り組んできましたが、まだまだ足りないということだと思います。
MF 10
平戸 太貴
--まずは1点目のゴールシーンから振り返ってください。シュウくん(太田 修介)が縦に突破してくれて、ディフェンスラインの間にパスを通すという試合前にコミュニケーションをとっていたことが、1得点目のシーンに表れていたと思います。 --前半のうちに2点目も決めました。(安井)拓也から良いボールが来ましたし、狙いどおりのコースにシュートを蹴ることができました。 --平戸選手個人の得点という意味では、第10節の山形戦以来、15試合ぶりのゴールとなりました。長い間ゴールから遠ざかっていたので、久しぶりのゴールはうれしかったですが、勝たないと意味はないと思っています。勝てなかった悔しさのほうが頭には残っています。