両者ともに前節は順位の近い相手に悔しい敗戦を喫している。
山口は勝点で並んでいた栃木に1-2で敗れ、17位に後退。3連敗中で4戦勝利なしと苦しい状況だ。一方の仙台は長崎との上位対決に臨み、1-2で敗れた。順位は3位のままだが、長崎に勝点差5まで迫られている。
明治安田J2は3分の2を消化して残りは14試合となったが、目指す場所にたどり着くためにも着実に勝点を積み上げたい気持ちは両者とも同じだ。
負傷者や新型コロナウイルス感染症などの影響で、両者ともに先発メンバーを予想するのは難しい状況だが、山口は累積警告でヘナン、眞鍋 旭輝が出場停止になるほか、契約上の理由で田中 渉が出場できない。選手起用を含めた両ベンチの采配にも注目だ。
前回対戦は序盤に仙台が氣田 亮真のゴールで先制。26分にキム テヒョンが2枚目の警告を受けて退場するアクシデントがありながらも、51分に富樫 敬真が追加点を奪った。山口は岸田 和人のゴールで1点を返すのが精一杯で、仙台が力の差を見せつけて勝利した。
今節も仙台が力の差を見せつけて圧倒するか。あるいは、今季はホーム戦で好成績を収めている山口が上位を食って見せるか。“夏の維新劇場”から目が離せない。
[ 文:田辺 久豊 ]


