秋田は前節、大宮との残留争い直接対決。終了間際にPKを与える大ピンチもあったが、これをしのいでスコアレスドロー。連敗は『2』で止めたものの、勝利からは5月15日以来遠ざかっている。吉田 謙監督は試合後に「ボール1個ぶんの質。その選手が悔しいと思わない限り、質は上がっていかない」と選手たちの奮起を求めた。
それはくしくも金沢の柳下 正明監督も同じ。新潟、熊本相手に立て続けに0-3で敗れたあと、「動けなくなるまでやった選手もいるし、まだまだ余裕がある、出し切れていない選手がいる」と選手たちに全力を尽くすことを要求した。
苦しい状況を変えていくのはピッチに立って戦っている選手たち自身。それを後押しできるのがサポーターの声援。特に同じカテゴリーの相手に2試合連続で大敗するという屈辱的な結果が続いている金沢の選手たちにとっては、これが2019年の明治安田J2最終節以来の声援がある中で迎えるホームゲーム。記念すべき日に怒号を響かせるわけにはいかない。
[ 文:村田 亘 ]