大宮は6勝10分14敗の勝点28で20位。残留争いに巻き込まれているが、今季途中に就任した相馬 直樹監督の下で再建中。粘り強い守備から攻撃へ素早く切り替えて、勝機を狙う。前節は首位の横浜FCと対戦し、点の取り合いの末に新チームキャプテン・富山 貴光が決勝点を押し込み、3-2で勝利。自信をつけ、仙台に乗り込む。
仙台は16勝7分7敗の勝点55で3位。自動昇格圏を狙う位置にある。ここしばらくは新型コロナウイルス感染症の影響で欠場者が相次ぎ、苦しい状態にあったが、前節・金沢戦では中山 仁斗の2ゴールなどにより4-1で大勝を収めた。原崎 政人監督が仕込んでいる素早いポジショニングからの攻撃的スタイルが浸透し、押し込んでも、カウンターでもチャンスを作れるのが特徴。前節の終盤にミスから喫した失点の課題を修正し、このホームゲームに臨む。
今回の試合で注目したいのは、2列目の攻撃的MFたちだ。
大宮は前節に横浜FCから2点を奪った柴山 昌也が好調で、相手ゴール前の急所に走り込んでフィニッシュに持ち込める。深い位置までボールを運べる奥抜 侃志や、途中出場でも鋭い突破を発揮する泉澤 仁も大きな武器だ。
仙台は右サイドの名倉 巧が相手の間をすり抜けるドリブルで攻撃を引っ張る。逆サイドの氣田 亮真は巧みなボールタッチと加速を組み合わせて相手を抜き去り、ゴールに迫る。氣田は前節に第15節以来のゴールを決め、勢いを増している。また、緩急をつけてボールを動かせる遠藤 康のテクニックも見ものだ。
[ 文:板垣 晴朗 ]


