千葉は17日、ホームで明治安田J2第28節・甲府戦に臨み、スコアレスドローで痛み分けとなった。試合全体を通して相手にボールを保持される展開となったものの、「耐えてカウンターを狙うという戦術を採った」(尹 晶煥監督)中で無失点に抑えることに成功。少ないチャンスをモノにできず、2試合ぶりの勝利とはならなかったが、チームがDF不足に悩まされる中で完封に抑えた意義は大きい。
しかし、前節の終盤に3CBの一角を務めていた佐々木 翔悟が担架で運ばれ、DFの人員不足はより深刻な状況に。2種登録されている千葉U-18所属の谷田 壮志朗や桑原 晃大の先発も考えられるほど、まさに満身創痍といった状態だが、試合はすぐにやってくる。「ケガ人や新型コロナウイルス感染症の影響で戦力的に厳しい状況にあるが、いまいる選手たちが頑張ってくれている。毎試合、勝点1でも取れるようにしっかり準備していかなければならない」と尹 晶煥監督は言葉に力を込めた。
対する徳島は前節、ホームで大分と対戦。前半のうちに2失点を喫したが、後半に入って攻撃を強めると、藤尾 翔太と白井 永地が得点を挙げて、土壇場で追いついた。徳島はこれで6試合連続の引き分け。昇格争いに向けてラストスパートをかけるため、今節は勝ち切る強さを示したいところだ。
ただ、16日にトップチーム関係者5名、17日にトップチーム関係者4名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けるなど、チーム事情は厳しい。今節の選手層は厳しいものになると思われるが、その中でどうやって勝利への道筋を見つけ出すか。
[ 文:藤井 匠 ]
