過密日程となったことで、東京Vの城福 浩監督は「(甲府戦は)相当蒸し暑い中で、やり切ったという選手もいる。どこまで回復しているのかを見極める」と話している。前回対戦は1-1で引き分けているが、加藤 蓮は「(徳島は)ポゼッションをしてくるチーム。まずは主導権を握らせないこと、相手よりも多く走る、それに“際”の戦いになる」と展望していた。最近は5バックで守ることも多い徳島に対して、「相手をうまく引き出してからスペースを取っていく」(加藤 蓮)戦いを目指す。責任感が備わってプレーが充実している森田 晃樹、甲府戦で復帰した石浦 大雅、そして今夏加入ながら早くもフィットして、前線で特徴を出している染野 唯月といった若い選手たちが攻撃のキーマンになるか。
徳島は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、先週は苦しい1週間を過ごした。7戦連続引き分け中と思うように結果を残せていない状況だが、「いまいる選手でやっていく。アタックで決め切るところ」に意識するとダニエル ポヤトス監督はコメント。千葉戦で先発していた杉森 考起、櫻井 辰徳といった技術の高い若手選手の活躍もカギになりそうだ。
ともにアクチュアルプレーイングタイムが長くなることを志向するような、魅力的なサッカーを目指している。特に徳島は苦しいチーム状況ではあるものの、アイデンティティーは変わることもないだろう。そして、互いに現在は堅い守備が特長だ。堅牢を崩す若い力に注目したい。
[ 文:田中 直希 ]
