熊本は前節、2位の新潟と対戦。内容的には互角の戦いを見せたが、前半に失った1点を返せずに3試合ぶりの黒星を喫した。大木 武監督は「単純なミスというより、奪ったあとのボールの差が出た」と、マイボールにしたあとのクオリティーについて指摘。相手のプレッシャーを受ける中、これまでのゲームで見せてきたようなパスワークでボールを前進させることができなかったため、今節はいかに自分たちのテンポを取り戻してボールを動かせるかがポイントとなる。7位の長崎とは『1』、8位の山形、9位の大分とは『2』と、勝点差が詰まってきた状況を踏まえれば、なんとしても勝点3を乗せたいゲームだ。
対する東京Vは第27節・徳島戦を水曜日に戦った影響で、中3日の連戦となる。徳島戦では第32節・甲府戦から先発を6人入れ替えて臨み、前半終了間際に1点を失って敗れたが、ゲームの立ち上がりや終盤にかけては相手を押し込み、数多くのチャンスを作った。城福 浩監督が「絶好機を決められなかったあと、相手に流れがいったと思う」と振り返っているように、得点機を確実にモノにすることが1つのテーマになる。第9節の前回対戦で終了間際に勝ち越し点を許し、開幕から続いていた無敗を止められた悔しさを晴らす意味でも、3試合ぶりの勝利をつかんで浮上につながる勢いをつけたい。
熊本は田辺 圭佑、東京Vは馬場 晴也を出場停止で欠く中、走力、総力で上回るのはどちらか。
[ 文:井芹 貴志 ]


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