終始主導権を握った熊本。“九州ダービー”を制す
ロアッソ熊本
--今季初先発でした。これまでの交代出場を踏まえて感じていたことは。自分のプレーをすべて出せているとは思っていなかったので、こうやってスタートからプレーできて、しっかり結果を出してチームを勝利に導けたというのは、自分にとって大きいことだと思います。勝てたことも自信になりますし、これからもっとやっていきたいという気持ちになりました。 --髙橋 利樹選手が不在の中、前線で意識したことは。竹本(雄飛)選手とは、「流動的に近い距離でプレーしよう」と話していたので、これも1つの形になればと思います。ストライカーの選手がいなかったので、ボールを動かしながら得点を狙うということをみんなで意識してプレーしました。 --同点の状況から、チームに勢いをもたらすゴールになったのでは。自分のゴールでチームを勝たせるのは大事なことですし、連勝してきている中でスタートからピッチに出て負けているようではいけないので、この流れを継続したいです。
V・ファーレン長崎
監督
今日の結果というのは自分たちにとっては良くない。(上位同士の)直接対決でしたので。ただ、残り8試合あるので、その中でしっかり練習を積んで、次に臨みたいなと思っています。試合に関しては、相手は非常にユニットが良くて、三角形の関係性も良い。ボールを地面につけて、すごく良いサッカーをするチームだと思います。ただ、自分たちは顔を上げて、水曜日に試合が待っているので、それに向けて準備したいと思います。 --今日のゲームで足りないと感じた部分は。いまから次の試合に向けて準備していかなければいけないんです。これはずっと自分たちの課題ですが、空中戦ですごく苦労しているので、そこに関してはもっと集中していかなければいけないなと思います。 --ビルドアップに課題を感じるが。いまというのは新しいことをやっているので、後ろの2CBに関しても若い選手ですが、ミスはあって当然。ただ、そこは粘り強くやっていかないと今まで積んできたことがなくなってしまうし、そこをしつこくやらないと成長につながらない。そこは今後も要求していきたい。僕がブラジルから来た理由というのは、例えば、CBもしくはGKから大きく蹴るサッカーをするためではないので、日本に来た理由というのは地面にボールをつけて、しっかりとサッカーをやる。そこをしっかりやらないといけないし、そこを引き続き、やっていきたいと思っています。
ロアッソ熊本
監督
試合の総括の前に、たくさんのサポーターが熊本から来てわれわれを後押ししてくれました。皆さんに笑って帰ってもらえるのが一番うれしいです。本当にありがとうございました。ゲームは、自分が気をつけていたところで1点取られてしまったのですけれども、3点取れましたので、勝てて良かったと思います。すぐ中3日で次が来ますので、しっかり準備したいと思います。 --髙橋 利樹選手が不在の中、竹本 雄飛選手、平川 怜選手に求めたことは。何も変わらないです。雄飛が1枚前になるけども、いつもと同じだと。ただ、髙橋の真似は見たくないと。「竹本の9番(センターFW)が見たい」と言って送り出しました。 --結果的にセットプレーの流れから2点目、3点目が取れましたが、どういった姿勢がゴールにつながったでしょうか。セットプレーは髙橋 泰コーチが綿密にやってくれますので、その成果だと思いますね。私に聞くより彼から聞いたほうが良いです(笑)。
V・ファーレン長崎
DF 24
江川 湧清
--相手が守備の際にGKのところは捨ててマンツーマン気味にハメてきていた。そこで変化を加えることができずにハメられたままになっていたが。前進できなかったですね。あそこでみんなが足元だったり、受けに来すぎてFWとの距離も空いてしまったし、そこでFWに入れても今度はサポートがいない。あとは裏の動きがないので相手にとってハメやすい形になってしまった。結局、誰か個人のところではがさないと前進できないという感じでした。もう1つ、何か考えてやらないとしんどい。 --パスの距離が長くなるぶん、確実性も失われていた感じだったが。途中、トミくん(富澤 雅也)がエジ(エジガル ジュニオ)に長いボールを出しました。監督からは「ああいうのも織り交ぜていこう」ということは言われましたが、全部が全部、あの形で通すというのは難しい。どこか組み立てで工夫をしないとサイドでずっとハマっている感じになってしまっている。 --金沢戦や今日の3失点目もそうだが、ボックスの角のところで簡単にワンツーで振られて進入されているが。バイタルエリアで自由にやらせ過ぎている。前半から相手に振られて、振られて、みんなが体力を削られてしまっているのでたぶん、出ていけていない。それがいまの自分たちの現状なのかなと思います。
MF 19
澤田 崇
--完敗に近い内容だったと思うが、試合を振り返って。熊本にボールも持たれてしまったし、結果としても1-3というものになっている。すべてにおいて負けてしまっていたかなと思います。 --相手がハメにくるときにGKのところを捨ててマンツーマン気味にハメにきていた。ビルドアップで苦しんでいたが、1点目の場面はうまくサポートに入ったが、あれはひらめきのような形だったのでしょうか。けっこう、後ろは相手もマンツーマン気味に守備に来ていたので、誰かがどこかではがして動かないといけないという思いがあった。結果としては、たまたまうまくいったかなという感じでした。 --ああいうアドリブを入れていかないとなかなか攻め手に欠ける現状になっていると思うが。それは自分もプレーしながら感じていました。どこかで出して動いて、出して動いてというのを繰り返していかないと相手もはがしていけないのかなと思います。
MF 23
米田 隼也
--相手がGKのところを捨ててマンツーマン気味にハメにきていたが、変化を出せずにずっとプレスの餌食になっていた印象ですが。ずっとハマっている感じがあったし、自分たちの距離感もすごく悪かった。結局、縦、縦のパスばかりになって、入れても相手をずっと背負っているような感覚だった。そういう意味ではずっと相手の思うツボだったと思います。結局、個人ではがすか、エジ(エジガル ジュニオ)のところでキープしてもらうしか打開策がないような状況だった。パターンを用意できていなかったという感じでした。 --距離が遠くなるぶん、パスも確実性を欠くような状況が多かった。「通れば」とか「キープしてくれれば」というようなたられば感の強い攻めになっていたが。そういう感覚はありました。用意したものは出しているんだけれど、それがすべてうまくいかないような感じ。それ以上のことが自分たちはできていないのでしんどかった。 --保持の意識だけ強く、裏を取りにいくようなアクションが少なかったが。理想がボールを地面につけて、ボールと人が一緒に移動していくという形なので。でも、相手はあれだけ前から強く来ていたので、背後には絶対にウィークポイントがあったと思います。それを判断できないというかそこにボールを供給できなかった。