2位の横浜FCがホーム・ニッパツ三ツ沢球技場に15位の甲府を迎える。横浜FCは首位の新潟を勝点3差で追い、3位の岡山に勝点5差で追われている。ここ3試合は勝星がなく、まずは自動昇格を確保するためにどうしても勝点3が欲しい。甲府はJ1参入プレーオフ圏入りも自動降格圏落ちも数字上の可能性はあるが、現実的にはほぼ関係ない位置にいる。ただし天皇杯ベスト4に勝ち残っており、ビッグタイトルに照準を向けた戦いになりそうだ。
横浜FCは前節、山形に0-2で敗戦。前半はまったくプレスがハマらず大量失点をしてもおかしくなかったが、ポストに二度助けられて無失点でしのぎ、守備を修正した後半は多少持ち直すが、一度だけあった決定機を決め切れず、終盤に2失点。スコア以上の完敗だった。守備では相手の陣形に応じて5バックと4バックを使い分けているものの、このところ4バックで複数失点、5バックで失点ゼロを繰り返している。まずは守備を安定させた上で、3試合ぶりの得点を挙げなければならない。負傷離脱した伊藤 翔の穴を埋める、右のシャドーポジションに誰が入るか注目だ。
甲府は前節、新潟に1-2で敗戦した。首位を相手に今季初めてスタートから4バックを採用し、積極的に前線からプレッシャーを掛けて新潟を苦しめたが、やはり不慣れさは否めず、ミスも出て2失点。後半途中に投入したウィリアン リラの活躍で1点を返すにとどまった。内容は悪くないが勝てない試合が続き、7試合勝ちなしで直近は3連敗。悪い流れを払しょくするために、吉田 達磨監督がどんな手を打ってくるか。負けたとはいえ一定の手ごたえを得た4バックを継続して、横浜FCに4バックでの守備を強いるのはアリだろう。また、横浜FCとの前回対戦でも活躍したウィリアン リラをスタートから暴れさせることも考えられそうだ。
[ 文:芥川 和久 ]