最終盤に唐山が値千金の2得点を挙げた水戸。劇的な逆転勝利に
栃木SC
監督
これだけのお客さんが入ってくれて、どうしても勝ちたい重要な試合でした。ダービーは結果だと。でも内容も結果も両方つかみにいこうとしましたが、残念な結果になってしまいました。今年は今日のようなゲームを何回もしてしまっているという現実をしっかりと受け止めることだと思います。頭の改善なのか、心の改善なのか、戦術的な改善なのか、いろいろな要素があると思いますが、こういったゲームを勝ちに持っていけるチームになれるように振り返りたいと思います。 --試合を振り返ると不運な展開もあったと思います。率直な感想をお願いします。まだうまい整理ができていませんが、本当に良い立ち上がりと先制点、追加点があり、しかし前半の最後にああいう失点をしてしまうのが僕らの弱さだと思います。ハーフタイムにはもう一度、前半にピンチになったシーン、チャンスになったシーン、メンタル面も準備して後半に入っていったのですが、自分たちでバランスを崩すというか、相手も退場したから数は一緒だというのではなく、自分たちがコントロールできなかったことでいろいろなものが崩れてしまったかなと思います。 プラス、最後のセットプレーのセカンドボールからやられる失点は年間を通してもすごく多いので、何か劇的に効く薬があればすぐにでも処方したいところですが、積み上げていくしかないので、こういうゲームで勝点を取らないといけないし、至るところに今年のチームの良い部分と悪い部分が詰まったゲームになってしまったと思います。
水戸ホーリーホック
監督
前半は完全に栃木さんに球際も走力もインテンシティーもすべて持っていかれた。ただ、その中でも、1つ返せたことが後半の希望につながったと思っています。その後、選手たちはハーフタイムに自分たちは何をしないといけないのか。栃木まで何をしにきたのか。1,000人以上のサポーター、ファミリーが駆けつけて、最大限の力を送ってくれている中で何をするべきなのかをしっかりと理解して後半に入れました。 後半は退場というアクシデントはありましたけど、われわれらしく、そこからギアをまた入れて、最後の最後まで走り抜いてみせた。本当に心を揺さぶり、魂を訴えかけるようなエキサイティングでスペクタクルなゲームがあるんだなと。ドラマのようなゲームをしてくれたことは、いつも言っていますけど、365日24時間フットボールにささげているからこそ、フットボールの神様は見てくれていると思います。 ぜひもう1試合、今日のこの勝ちを無駄にしないように、ホームに帰って、今日以上の空気感、声援の中で“北関東ダービー”を奪還する。そして、金久保 順を良い形で送り出す。そういう使命がわれわれには残っています。また1週間、最大限の準備をして、必ずホーム最終戦、群馬を叩きつぶして北関東王者を奪還したいと思います。
栃木SC
MF 4
佐藤 祥
本当に悔しいです。10人になってからの戦い方について、もうちょっとピッチの中でやれることがあったかなと思います。悔しいです。 --10人同士の戦いの中でもカウンターは出せていたと思います。ただ、だんだんと相手のペースになった印象がありますが。ああいう戦い方を選択した以上はやり切ることが大事だし、それと相手陣内に押し込むようなプレーを続けたかったなと。それが足りずに相手に押し込まれる展開になってしまったと思います。ただ、そういう戦い方でも球際でクロスを上げさせないとか、シュートを打たせないとか、そこはもう少しできたかなと思います。本当に守り切る姿勢を出すとか、キツいですけど、もう少し見せることができれば良かったかなと思います。
DF 3
黒﨑 隼人
--2点目は谷内田 哲平選手とのワンツーから生まれたゴールでした。練習からヤチ(谷内田)や(髙萩)洋次郎さんは見てくれているし、ボールが出てくるので、自信を持って信じて前に走ることができたし、ゴールシーンについては今週、自分が点を取っていれば勝っていた試合があったという話をされていたんです。洋次郎さんが広島時代のミキッチ選手の話をしてくれて、ミキッチ選手は縦に仕掛ける選手だったけど、ときどき中に入って左足でシュートを打って入ることがあったり、誰かに当たって他の選手が決めたり、そういうのもあるよという話をしてくれていたんです。それで、今週の練習で意識するようにして、シュート練習も多めにやっていたんです。それで良い感触もあって、練習どおりにゴールができたので、練習はウソをつかないなと思いましたね。