新潟がホーム最終戦を白星で終える。三戸の2発で町田を下す
FC町田ゼルビア
--この3年間、ランコ ポポヴィッチ監督の下、積み上げてきたことを今日の試合で表現できた点は、どんなことでしょうか。結果的には負けていますが、自分たちで勢いを持って立ち上がりから入れたことや、相手陣地でプレーする機会も多く、良い守備から良い攻撃という形も何回か出すことができました。そういった形を前半は多く出せていることだと思います。 --個人の成績という意味では、9得点10アシストで終わりました。目標としてきた10得点10アシストには、得点があと一歩及ばなかったです。2ケタ得点を取りたかったのが本音なので、取れなかったことはとても悔しいです。また2ケタ得点という結果を残せなかったことが、このチームの結果にもつながっている部分はあるので、そういった意味でも、目標を達成できなかったことは悔しいです。
アルビレックス新潟
監督
最終節、ほぼ満員に近い観衆の中でできたこと、その中で勝利を届けられてうれしく思います。 試合の内容は、全体的には最初の入りが消極的だった。ベンチサイドからプッシュする中で、ペースを握り直せた。最後、決められる部分はいくつもありながら、やり切れないで終わってしまう。後半も苦しい時間はありましたが、素晴らしい崩しもいくつかあり、そこでしっかり点を取れた。選手には感謝しています。 --シャーレは重かったか。重さを感じるよりも、ホッとしたのと、みんなの喜びが詰まったという重みを感じた。 --後半の崩し、関わりが多かったのは、今年やってきた部分が出たか。1つリズムが出だすと連動性がよく出たシーズンだった。ただ流れでやってしまって判断がともなわなくなると、人とボールがうまく出会えないので、そこから厚みをかけるのはまだまだ課題だと思います。 --胴上げはいかがでしたか。ビックリしました。非常にうれしかった。過去に落とされて、大きなケガをしたことがあり、恐怖心があったが、非常に大切にしてくれているなという気持ちが湧き、選手には感謝しています。
FC町田ゼルビア
監督
今季のチームを象徴するゲームになりました。われわれが立ち上がりから素晴らしい入りで主導権を握っていたと思いますし、うまくゲームも進められましたが、ベンチから入った選手が流れを変えられずに、自分たちのチームにプラスαの力を与えることができませんでした。その要素は試合を勝つ上で重要な部分ですが、今日のわれわれはそれができませんでした。 その一方で新潟さんはベンチから入った選手が流れを引き戻すことができましたし、それが勝利を分ける要因になりました。ただわれわれの選手たちは優勝チームを相手に、自分たちが積み上げてきたものをしっかりと出すことができましたし、互角に戦えました。時間帯によっては相手を上回れていたことは見せられましたし、選手たちが最後まであきらめずに戦ったことに関しても、その点では誇りに思っています。 この3年の間に、さまざまな難しいことがありましたが、関わってくださった方々すべてに感謝を申し上げます。3年間をともに過ごしてきた選手もいれば、2年間、1年間という選手もいましたが、ともに時間を共有できたことを幸せに感じています。またピッチで積み上げてきたこと、やろうとしたことを表現してくれたことにも感謝しています。そしてファン・サポーターの皆さんも苦しいときも良いときも一緒に戦ってくださったことに感謝を申し上げます。 --ハーフタイムにGKを交代したのは前節・甲府戦と同様に、最初から前半と後半で代えるプランだったのでしょうか。そうです。前節と同じプランを持っていました。またケガで選手交代の枠を使うことになりましたが、それがなければその交代枠で他の選手を途中から起用するプランもありました。ただそれを実行することはできませんでした。今まで出場機会が少なかった選手にも大観衆の中で戦う経験を体感してほしかったです。チーム全員で素晴らしい雰囲気の下、素晴らしい試合を展開してほしいということは私の願いではあります。
アルビレックス新潟
DF 31
堀米 悠斗
--最終節を終えて。ようやく終わりましたね。ホッとしています。 --シャーレを掲げたときの思いは。シャーレを渡してくれたのが、(札幌で一緒だった)野々村(芳和)さんだったところにすごく、感慨深かった。「よく頑張ったな」と言ってくれたことが、今までの自分を肯定してくれたような感じがしてうれしかったです。いるべき場所に戻ったという感覚がすごく強くて、うれしいですけど、これからだなっていう思いが、より強くなりました。 --サポーターを見て。ゆっくり、雨の中ですがみんなの顔を見ながら1周して、本当に感謝しか出てこない。ここで終わるのではなく、もう1個上の景色を、新潟サポーターの皆さんとともに。Jのタイトル。天皇杯だったり、カップ戦もあるし、そういう、より上のレベルでこういう喜びを分かち合いたいなという思いが強くなりました。 --シャーレは重かったか。物理的にもそこそこ重かったし、いろんな人の思いがそこに乗っかっていて、やっと掲げることができたので。チームメートが、俺と(早川)史哉とよしくん(高木 善朗)と、まずは3人で「掲げてよ」って言ってくれたところは、ちょっと(涙が)危なかったです。いろんな選手にいろんなストーリーがあって、自分たちだけ特別扱いされるのは、申し訳ない気持ちもあるし。ただみんなが理解してくれて、3人で掲げられたことはすごく幸せな瞬間でした。 いろんな人がこの瞬間を待ち望んでいて、勝って掲げるのと、負けや引き分けで掲げるのではテンションに差が出ますので、明日の新聞が、みんなの良い笑顔が載ることがすごくうれしいです。
MF 14
三戸 舜介
--試合を振り返って。点を決められたことは良かったと思うんですけど、ハットトリックできたと思いますし、もっともっと自分のプレーを見つめ直さないといけないと思いました。 --ゴール場面について。1点目は、あまり覚えてないんですけど、カウンターで前にスペースがあったので、自分のスピードと伊藤 涼太郎くんのボールの質だったら、相手DFはかわせるんじゃないかと思っていたら、本当にジャストなボールが来たので、相手と入れ替わることができて、あとは冷静に決めることができたと思います。 2点目も、鈴木 孝司さんにパスを出して、またスペースがあったので、自分のスピードだったらいけると思って、そこに(鈴木から)本当に良いボールが来たので、トラップも決まって、あとは珍しく落ち着いて決められたかなと思います。ああいう形なら、基本ループなので、感覚としてループで打ったら入った。 --優勝は。すごい経験だと思いますし、誰もが経験できることじゃないので、良い勉強というか、今後のキャリアにつなげていきたい。