すでにチケットは全席完売。上限35,000人収容のデンカビッグスワンスタジアムを両チームサポーターが埋め尽くし、今季ラストゲームは最高の雰囲気で幕を開ける。
新潟は前節、アウェイで東京Vに0-1で敗戦し、7試合ぶりの黒星となった。ボールを保持しながら試合を進めたが、J1参入プレーオフ進出への望みをかけた東京Vの守備も素晴らしく、CKからの1失点が勝敗を分けた。
伊藤 涼太郎は「とにかく次の試合で勝つ。圧倒して勝つ。J1のレベルにしっかりと持っていけるように、全員が積み上げてきたサッカー人生の集大成を町田戦に全力でぶつけたい」と、悔しさを糧にする。伊藤はここまで9得点10アシスト。「チームが勝つことも当たり前ですけど、個人として二ケタゴールは達成したいと強く思っているので、なんとしてでも自分のゴールで勝ちたい」と、意欲に燃えている。
町田は前節・甲府戦に1-2で敗れ、9戦勝ちなしで4連敗中。中3日で今節を迎える。今季限りでの退任が発表されているランコ ポポヴィッチ監督が率いる最後の試合。3カ年計画で落とし込んできた攻守で試合を支配するサッカーの集大成を見せて、指揮官を送り出せるかに注目だ。
新潟は昨季から町田に3連敗中。堀米 悠斗は「守備をみんなで頑張って、走力を生かすサッカーだと思うので、まず目の前の相手に負けないこと。いつも先に失点して、後半盛り返すけれど間に合わない印象が強いので、いつもどおり引き締めてゲームに入れるようにチームを引っ張っていきたい」と誓う。
新潟は、勝利するとJ2通算200勝となる。J1へ行く前にキリ良く記録を刻んで締めくくり、最後はサポーターと笑顔でセレモニーを迎えたい。
[ 文:野本 桂子 ]

