東京Vが見せつけた貫録。指揮官も胸を張る内容と結果
東京ヴェルディ
FW 11
--1点目について。(齋藤)功佑がよく切り返してくれたし、落ち着いていたと思う。あれだけ冷静にできるのはすごいと思う。あのゴールで自分も勢いが出たし、チームも勢いが出た。 --梶川 諒太のゴールをアシストしたクロスについて。あそこを狙った。小さかったので合わせるのが大変だった……というのは冗談で(笑)、空間に落とすイメージだった。あれを決めるのは簡単ではないと思う。 --自身の2点目について。クロスから、得意の形。良いイメージで、そこに合ったボールを(バスケス)バイロンが入れてくれた。そらす形のヘディングも得意なので、その形でのシュートも決めたかった。 FWが点を取るのは、良い攻撃ができている証。前が取れているので、ノッていけると思う。早くゴールを取ると意外とそのあとが難しくなることがあるが、緩めずに点を取れて良かった。
--1点目のアシストについて。切り返した直後まで自分でシュートを打つ予定だったが、(阪野 豊史が)見えたし、良い状態でいる選手に渡そうと。チーム全体で点を取ることが一番大事で、確実性のところで判断した。トヨさん(阪野)も簡単なシュートではなかったと思う。決めてくれて、良い入りができた。自分の結果より、勝つことが一番なので。 --加入後初ゴールを決めたが?(河村)慶人がプレッシャーに行ってくれて、そこでこぼれてきて1対1になった。ドリブルのコースはイメージどおりだったが、シュートはイメージどおりではなかった。そこはたまたま。とりあえず結果が出て良かった。 --17日の練習後、急に加藤 弘堅選手に髪を刈ってもらい、即結果が出たことについて。気合いを入れた。弘堅さんにお願いしたんですが、弘堅さんも「ボコボコになっちゃった」ということで、そのあとお店にいって整えました。あくまで、おしゃれボーズです(笑)。一番薄いところで、0.2mm。5厘よりも短い2厘で、“フェード”という流行っているスタイルということです。結果的にフィル フォーデンやチョコレートプラネットの松尾(駿)さんのようになりました。
藤枝MYFC
監督
2連敗をして、何が足りなかったのかということを精査して1週間やってまいりました。その1週間やってきたものを出す前に失点をしてしまったというのが、今日はすべてかなと感じています。ただ、1点取られてもベクトルは前に向けたかったんですけど、なかなかそこで勇気を持ったポジションが取れなかったのかなと思います。われわれはやはりGK含めて、CBのところで勇気を持ってファーストラインをブレイクしていきたいんですけども、そこは少しできなかった。ミスも多発してリズムが崩れていったのかなと思います。同じような形から2失点をして0-3になって、(ハーフタイムに)メンバーを代えたことで後半はある程度スイッチは入ったのかなと思います。ただ、そこは際の部分といったところでゴールネットを揺らせなかった。その後も自分たちのミスから失点を重ねて、あってはならないようなゲームをしてしまって、サポーターを悲しませてしまったと思います。 選手とも共有したんですけれども、負けには絶対に要因がありますし、負け方というのも良くない。最後まで本気になってゴールネットを揺らしにいっていたのかと。「1-5と0-5は絶対違う」と僕は思っていますし、やはり次というのがありますから。その中で一矢報いる姿勢を本当に全員が持っていたのか。1個のパスを後ろではなくて、横ではなくて、前に運ぼうとしていたのかどうか。自分が持ったときにゴールに向かって直結したプレーを選択したのかどうかというのは、選手に強く言いたいと思います。勝負の責任は全部僕が負いますけれども、プレーをする責任というのは選手にあります。そこをやっている人もいれば、やっていない人もいる。それじゃダメだと思います。全員が同じ絵を描いて、一矢報いていく。まだまだ長いリーグ戦ですから、こういうゲームはある。負け方をしっかり考えて、次に向かって準備していきたいと思います。 --今日は0-5という敗戦になってしまいましたが、試合後にサポーターの皆さんは拍手やチャントで選手を迎えてくれました。ブーイングが出てもおかしくない内容の部分もあったのかなと思うんですけれども、その辺をどのように思いますか?まず本当に涙が出そうになりました。こういう試合をして、ああいう対応をしてくれるというのは本当に申し訳ない気持ちがありました。ただ、そういう姿勢に甘えていてはいけないですし、やはり絶対的な差があってこういう結果になったので、その差を埋めるべく、一人ひとりが責任を持たなきゃいけないのかなというのを、あの対応をしていただいたことで本気で考えられるのかなと思います。
東京ヴェルディ
監督
藤枝さんとは、練習試合もプレシーズンにやって、今季に入っても試合を見てきた。しっかりリスペクトして準備したが、試合に臨むにあたって、やってきたことをやりとおすことにフォーカスして試合に入った。選手は自分たちのサッカーを非常に表現してくれたし、何より、こういった展開だと甘くなりがちだが、失点ゼロで抑えられた。スキを作らない中で、チャンスを作るということが表現できた試合だったと思う。 サポーターもここまで来てくれて、その彼らの声援は、しっかりした試合をやらなければならないと背中を押してくれる。もう1、2点を取りたかった思いはあるが、この5-0のスコアは、自分たちを確かめられる結果だったと思う。 --守備で奪ってからの得点が多かったが?相手陣で奪えれば決定的なカウンターになることは分かっていた。そこを決め切れなかったところがあるが、選手はその回数を増やすことで、ペナ(ペナルティーエリア)の中で落ち着くことができてきたのかなと思っている。解決策はペナルティーエリアの中での練習より、その回数を増やすこと。回数を増やせば、これしかないというチャンスでないからこそ、肩の力が抜ける。そういう展開に持ち込めたことが良かった。
藤枝MYFC
MF 10
横山 暁之
僕はヴェルディのゴール裏で育ったので、あの応援をずっと歌ってきたし、憧れのクラブでもあります。その応援を聞きながら戦えて、しっかりとした気持ちで試合開始からゴールに向かってたくさんチャレンジできたかなと思うので、その意味では楽しさもありました。 --試合内容について。早い時間に失点してしまうとこういうゲームになってしまうので、試合の入りというところはいまも課題かなと思います。また、失点してしまうことはこれから先もあるでしょうが、そうなったときにチャレンジすることはすごく大事です。ただ、みんながみんな無理やりゴールに突っ込んでいくという感じだと、カオスな状況になってしまう回数が多くなると思います。そういう中でどれだけいつもどおりというか、平常心で戦えるかどうかというのもすごく大事になると思います。 --相手は藤枝が縦パスを差し込んだところを狙って、そこからカウンターということをやっていたと思いますが、やりながらどう感じていましたか?僕らも縦パスを狙われているからといって、そこを出さないってなったら僕らのサッカーじゃなくなっちゃうので、相手が狙っていたとしても、それをかいくぐるクオリティーというのを求めていかなきゃいけないと思います。
DF 42
金浦 真樹
開始1分の失点は自分のミスからなので、それがすべてだと思います。90分間集中するというところの入りで失敗したら、どれだけ良いゲームをしても取り返しのつかないことになるというのがすべてです。 --その後も怖がらずにチャレンジを続けていたと思いますが。自分の失点だったので、もう自分がやるしかなかった。勝つために最後までやるしかないと思ってやっていました。なんとか取り返せたら良かったですけど、チームのみんなには申し訳ない気持ちがあります。だけど、下を向いている暇はないですし、来週のリーグ戦が迫ってくるので、今日の90分を無駄にしないように練習からやっていきたいです。
GK 31
上田 智輝
自分としては5失点以上の重みを感じた試合でした。正直、何もできなかったというか、相手の圧力に負けてしまったというのが正直な感想です。 --相手の圧力をかなり感じていたんですか。自分たちの良さというのは前にプレーすることだと思うんですけど、後ろ向きなプレーになってしまったり、バックパスが増えたりして、それを出せなかったというのは感じています。ずっと課題に挙がっている立ち上がりとクロスの部分で、立ち上がりから失点を重ねてしまって、そこはこのカテゴリーになると突かれてくる部分だと思います。その甘さを修正できなければ、どんどん失点もしていくと思うし、本当にみんながもっと危機感を持ってやらないといけないと思います。修正部分がたくさんありますが、良い課題が見つかったと思います。