清水は3月26日にJリーグYBCルヴァンカップBグループ第2節・浦和戦を戦った影響で、J2第6節・群馬戦を29日に戦い、中2日で今節を迎える。
日程面ではホームの甲府が有利だが、甲府と清水の公式戦の対戦成績を見ると、4勝5分12敗と甲府はクラブ規模が大きい清水に圧倒されている。リーグ戦だけで見ても1勝3分10敗で、その唯一の勝利は2015年のJ1 1st第16節。この試合のメンバーを見ると清水にはピーター ウタカがいたことに驚きを感じ、8年後の対戦ではピーター ウタカが甲府のキーマンとして清水戦に臨むことは不思議な感覚になるが、見どころでもある。前節・水戸戦で2ゴールを挙げたピーター ウタカが甲府の対清水におけるリーグ戦2勝目へと導くか。それとも、清水が今季リーグ戦初勝利で“圧倒の歴史”を続けるのか。
清水のゼ リカルド監督は1-3で敗れた群馬戦後、「コメントすることが難しい。私が就任してから自信の積み上げができていない。献身的に前を向いてトレーニングをするしかない。選手への信頼は揺るがない。良くないときもみんなで乗り越えていくことが大事」とコメント。清水が非常に難しい状況であることは甲府も分かっているが、まだまだ序盤戦。昨季までの5シーズン清水に在籍した甲府の篠田 善之監督は「(中2日の清水に対して自分たちが)有利だとはまったく思わない。そういうスケジュールで戦う経験をしてきた相手だし、個人の能力ではJ2でトップの相手」と警戒する。縁が深い両者の対戦は複雑な要素が絡み合う戦いになりそうだ。
[ 文:マツオ ジュン ]
