熊本は前節、ホームで徳島と対戦。平川 怜の今季2点目となるゴールで先制したが、2分後に追いつかれて引き分けに終わった。しかし、長崎、東京Vと、今季初の連敗を喫した2つの試合から内容を修正。立ち上がりは相手にペースを握られたが、その時間に得点を許さず、自分たちが押し込む展開に持ち込んだ。
ただ、先制しながら長い時間リードを保てなかったこと、相手より多くの決定機を作ったにもかかわらず追加点を奪えなかったことは課題。内容は悪くなかったからこそ、できたことを継続して結果につなげたい。
一方の金沢は前節、ホームで千葉と対戦。試合を通じて相手にペースを握られる展開となったものの、GK白井 裕人の好守などでしのいでいく。そして前半に左サイドをオーバーラップしたレオ バイーアのクロスが直接ゴールインして先制すると、後半には右CKから加藤 潤也が追加点を挙げ、3連勝を飾った。
この3試合で10ゴールと得点が取れているのも好調の要因だが、柳下 正明監督が「マークの意識が全体的に高くなっている。危ない場面もシュートを打たせずブロックしたり、インターセプトができるように言ってきたが、その形に少しずつ近づいている気がする」と手ごたえを口にしているように、開幕からの4連敗を経て守備が安定してきたことが大きい。
相手の時間を耐え、自分たちの時間に点を奪い切れるかが勝負のポイント。熊本が4試合ぶりの勝利をつかむか、それとも金沢が2017年のJ2第19節~第22節以来となる4連勝を飾るか、注目の一戦だ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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